5日の海外動向と本日の相場見通し 底堅い動きを想定
5日のシカゴ日経平均先物6月物は16045円2日の大証比95円安でした。高値は16130円、安値は15895円でした。NYダウは3日ぶりに反発し、前日比9.45ドル高の17660.71ドルでした。明日6日発表の4月の米雇用統計を控え、売りが優勢でした。NY原油先物相場は続伸、WTI期近の6月物は前日比0.54ドル高の1バレル44.32ドルでした。カナダ西部のアルバータ州で山火事が広がり、複数のオイルサンド施設が操業を休止したと伝わったことが買い材料になりました。NY円相場は4日続落、前日比25銭の円安・ドル高の1ドル=107円20~30銭でした。雇用統計発表前のドルの買い戻しが入りました。
日本が連休中の3日、1ドル=105.516円まで急伸した円が、日本時間6日6時47分現在107円台での推移となっています。これは本日の日経平均に対してポジティブです。日経平均は4月25日以降5日続落し終値ベースで1425.11円(8.11%)下落しました。取り敢えず、押し目買いや、売り方の買い戻しが下値を支えそうです。一方、雇用統計発表を控えたGWの谷間ということもあり、積極的な上値追いも見込めそうにありません。想定レンジはシカゴ先物の取引レンジの15895円~16130円程度です。
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