5日の海外動向と本日の相場見通し 米株高は追い風も、円高は上値抑制要因
6日の大阪ナイトセッションの日経先物6月物は前日比70円高の20800円、高値は5日19時17分の20870円、安値は5日23時52分の20640円でした。5日のNYダウは3日続伸、前日比207.39ドル高の25539.57ドルでした。ナスダック総合株価指数は続伸、同48.358ポイント高の7575.475ポイントでした。5月のADP全米雇用リポートで、非農業部門雇用者数が前月から2万7000人の増加にとどまり、2010年3月以来の低水準になったため、7月のFOMCで0.25%以上の利下げの確率は前日の66%から75%に上昇しました。これが買い材料になりました。NY原油先物相場は反落、WTI期近の7月物は前日比1.80ドル安の1バレル51.68ドルでした。NY円相場は続落、前日比30銭円安・ドル高の1ドル=108円40~50銭でした。
米株高を受け、本日の日経平均は堅調推移が期待できそうです。しかしながら、5日のNY外国為替市場では一時1ドル=107円82銭と1月以来約5カ月ぶりの円高水準を付けるなど、円高気味です。これは上値抑制要因です。一方、ナバロ大統領補佐官がトランプ米政権が10日からメキシコからの全輸入品に追加関税を課す方針について「発動する必要はないかもしれない」と述べたため、これは我が国の自動車株中心にポジティブに作用するでしょう。
カブ知恵厳選おすすめ投資顧問
カブ知恵スタッフが実際に登録し、情報提供を受けている投資顧問をピックアップ!短期取り組みに強い投資顧問、材料株に強い投資顧問、人気テーマをいち早く配信する投資顧問、ファンドなど機関の取り組み状況を配信する投資顧問、狙い目IPO銘柄を教えてくれる投資顧問、それぞれに特徴やメリットがあります。基本的な情報配信はメルマガ登録だけの無料で受け取ることができますので試してみるといいでしょう。おすすめです。