24日の海外動向と本日の相場見通し G20大阪サミット控え閑散相場継続
25日の大阪ナイトセッションの日経先物9月物は前日比50円安の21180円、高値は24日16時30分の21270円、安値は25日00時40分の21150円でした。24日のNYダウは反発、前週末比8.41ドル高の26727.54ドルでした。中国の王受文商務次官が24日の記者会見で、米中の貿易協議を事務レベルで再開したことを明らかにしたことが好感されました。一方、トランプ大統領が、イランに対する追加制裁を科すための大統領令に署名したことは上値抑制材料でした。なお、ナスダック総合株価指数は続落、同26.011ポイント安の8005.696ポイントでした。NY原油先物相場は続伸、WTI期近の8月物は前週末比0.47ドル高の1バレル57.90ドルでした。NY円相場は前週末比横ばいの107円25~35銭でした。
米国株に方向感がなく、本日の日経平均も前日終値(21285.99円)を挟んだ「もみあい」でしょう。想定レンジは21250円±200円程度です。昨日はG20大阪サミットを控えて、多くの投資家が様子見スタンスを崩さず積極的な売買を手控えた結果、東証1部の売買代金は約4年半ぶりの低い水準に落ち込みました。この傾向は本日も継続する見通しです。
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