5日の海外動向と本日の相場見通し 米株安、円高、中国為替操作国認定で、日経は2万円の攻防

6日の大阪ナイトセッション日経平均先物9月物は前日比340円安の20250円、高値は5日1833分の20630円、安値は6日0409分の20170円でした。5日のNYダウは5日続落、前週末比767.27ドル安の25717.74ドルでした。ナスダック総合株価指数は6日続落、同278.033ポイント安の7726.040ポイントでした。トランプ米大統領が5日、「為替操作や不公正な貿易で数千億ドルを米国から奪い続けようとしている」などの中国批判を相次いでツイッターに投稿した一方で、中国商務省が現地時間6日未明に米国からの農産品の購入を一時停止すると発表したことが嫌気されました。NY原油先物相場は反落、WTI期近の9月物は前週末比0.97ドル安の1バレル54.69ドルでした。NY円相場は3日続伸、前週末比65銭円高・ドル安の1ドル=10590銭~10600銭でした。

 

米財務省が中国を為替操作国に認定し、外国為替市場で1ドル=105円台半ばまで円高・ドル安が進んだため、本日の日経平均は2万円大台の攻防となりそうです。想定レンジは20000円±300円程度です。ボラティリティが上昇し、リスクパリティ型のファンドからの売りが出る一方で、売り方の買い戻しや、バーゲンハンターの買いが激しくぶつかりそうです。

 

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