10日の海外動向と本日の相場見通し 米中の貿易協議進展期待と円安で、日経は堅調
11日の大阪ナイトセッション日経平均先物9月物は前日比110円高の21460円、高値は終値、安値は10日17時27分の21290円でした。10日のNYダウは5日続伸、前日比73.92ドル高の26909.43ドルでした。ファーウェイが米政府に対する訴訟の一部を取り下げたと10日に発表したことで、米中の貿易協議が進展するとの期待が高まり、中国売上高比率の高い銘柄が買われました。一方、ナスダック総合株価指数は3日続落、同3.282ポイント安の8084.155ポイントでした。NY原油先物相場は5日ぶりに反落、WTI期近の10月物は前日比0.45ドル安の1バレル57.40ドルでした。NY円相場は続落、前日比30銭円安・ドル高の1ドル=107円50~60銭でした。
米中の貿易協議が進展するとの期待の高まりに加え、外国為替市場での円安を追い風に、本日の日経平均は堅調推移が見込まれます。想定レンジは21450円±150円程度です。10日の「日銀が次回の金融政策決定会合で追加の金融緩和を議論する」との報道や、ECBが12日の理事会で、3年半ぶりの金融緩和を検討する見込みであることも、追い風になるでしょう。物色面では、米長期金利上昇をきっかけに、「バリュー株売り+グロース株買い」の反対売買が活発化していると観測されています。バリュー株の代表格は銀行など金融株です。金融株が引き続き買い戻されるようなら、TOPIXの押し上げ要因となるでしょう。
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