6日の海外動向と本日の相場見通し 米中貿易協議の「第1段階」の合意の遅れ観測が重し

7日の大阪ナイトセッション日経平均先物12月物は前日比20円安の23280円、高値は7日0144分の23370円、安値は7日0307分の23250円でした。6日のNYダウは前日比0.07ドル安の27492.56ドルでした。ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反落、前日比24.052ポイント安の8410.628ポイントでした。ロイター通信が、「米中首脳会談は日時や場所の論議がまとまらず、12月に遅れる可能性がある」と報じたことが嫌気されました。NY原油先物相場は4日ぶりに反落、WTI期近の12月物は前日比0.88ドル安の1バレル56.35ドルでした。NY円相場は4日ぶりに反発、前日比15銭円高・ドル安の1ドル=10895銭~10905銭でした。

 

米中貿易協議の「第1段階」の合意を巡り、条件や開催地の調整が続いているため、当初予定の11月中旬から大幅に遅れ、米政府が1215日に予定する対中制裁関税「第4弾」が発動されかねないとの懸念が強まっています。これが重しとなり、本日の日経平均は膠着するでしょう。想定レンジは23300±200円程度です。

 

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