12日の海外動向と本日の相場見通し 米株に方向感なし、日経平均も膠着
13日の大阪ナイトセッション日経平均先物12月物は前日比110円安の23440円、高値は13日00時41分の23580円、安値は13日04時54分の23420円でした。12日のＮＹダウは前日比変わらずの27691.49ドルでした。一方、ナスダック総合株価指数は同21.814ポイント高の8486.091ポイントでした。トランプ米大統領は12日、ニューヨークのエコノミック・クラブで講演したものの、米中首脳会談の日時や場所については言及しなかったため、相場への影響は限定的でした。ＮＹ原油先物相場は続落、ＷＴＩ期近の12月物は前日比0.06ドル安の１バレル56.80ドルでした。ＮＹ円相場は１ドル＝108円95銭～109円05銭、25銭円高・ドル安でした。
米国株に方向感がなく、円相場も円安が一服しているため、本日の日経平均は前日終値（23520.01円）付近で膠着しそうです。想定レンジは23500円±200円程度です。昨日の日経平均は反発し年初来高値を更新し、昨年10月以来、約１年１カ月ぶりの高い水準を付けましたが、正直あそこまで上がる材料は特に見当たりませんでした。ですが、売り方が膨らむ評価損に苦しんでいることは予想に難くないので、やはり、彼らの損失覚悟の買い戻しは今後も断続的に入るでしょう。また、そのようなショートカバーを誘発させるような仕掛け的な買いも。このため、上がり易く下がり難い需給は継続しそうです。
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