12日の海外動向と本日の相場見通し 米株大幅安で日経平均も大幅安へ

13日の大阪ナイトセッション日経平均先物6月物は前日比1270円安の16870円、高値は121706分の18160円、安値は130119分の16640円でした。12日のNYダウは大幅続落、前日比2352.60ドル(10.0%)安の21200.62ドルと、下げ幅は9日の2013ドルを上回り過去最大で、下落率は871019日のブラックマンデー(22.61%安)以来の大きさでした。ナスダック総合株価指数も急落し、同750.249ポイント安の7201.802ポイントでした。NY原油先物相場は続落、WTI期近の4月物は前日比1.48ドル安の1バレル31.50ドルでした。NY円相場は反落、前日比15銭円安・ドル高の1ドル=1046070銭でした。

 

ECBは12日に開いた理事会で新型コロナの感染拡大を理由に、国債など資産買い入れを含む量的緩和政策の拡大を決めました。ですが、ECBは利下げはせず、市場が期待したほど緩和的な内容ではありませんでした。また、トランプ米大統領が、新型コロナ対策として13日から英国を除く欧州からの渡航を30日間禁止すると発表したことで、さらに世界景気を押し下げるとの懸念が強まりました。このような状況下、本日の日経平均は大幅に下落するでしょう。想定レンジは16800円±500円程度です。ハイボラ相場が続くでしょう。

 

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