3月31日の海外動向と本日の相場見通し 下値は堅いが、上値も重い、膠着
1日の大阪ナイトセッション日経平均先物6月物は前日比10円安の18700円、高値は3月31日の16時52分の18920円、安値は1日04時23分の18540円でした。3月31日のNYダウは反落、前日比410.32ドル安の21917.16ドルでした。月間では3492ドル安、1~3月期では6621ドル安となり、ともに過去最大の下げ幅となりました。ナスダック総合株価指数は同74.05ポイント安の7700.10ポイントでした。NY原油先物相場は反発、WTI期近の5月物は前日比0.39ドル高の1バレル20.48ドルでした。NY円相場は4日続伸、前日比25銭円高・ドル安の1ドル=107円50~60銭でした。
ゴールドマン・サックスは31日、24%減を見込んでいた従来予想から下方修正し、4~6月期の実質GDP成長率を前期比年率で34%減ると予想しました。また、年央までに失業率は15%に高まるとみています。米国で新型コロナ感染による死者数が3000人を超え、中国の死者数を上回りました。こうなると、経済対策で下値不安は後退したとはいえ、上値は買えません。日経平均は膠着するでしょう。想定レンジは18700円±200円程度です。
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