9日の海外動向と本日の相場見通し 米株高は追い風も、市場参加者減少、上値は重い
10日の大阪ナイトセッション日経平均先物6月物は前日比20円安の19470円、高値は9日22時58分の19620円、安値は9日20時31分の19210円でした。9日のNYダウは続伸、前日比285.80ドル高の23719.37ドルでした。ナスダック総合株価指数も同62.672ポイント高の8153.575ポイントと続伸しました。FRBが9日朝、企業や家計を支援するための最大2.3兆ドルの緊急資金供給策を発表したことが買い材料になりました。NY原油先物相場は反落、WTI期近の5月物は前日比2.33ドル安の1バレル22.76ドルでした。NY円相場は反発、前日比40銭円高・ドル安の1ドル=108円40~50銭でした。
FRBが9日朝発表した資金供給策では、企業向け融資に加え、大企業の社債や地方債、消費者ローンなどの買い取りも含みます。これは投資家心理を前向きにさせるものです。ですが、聖金曜日で今晩の欧米主要市場が休場となります。海外勢中心に参加者は大幅に減少するでしょう。その一方で、下値を叩く材料も特に見当たりません。週末で換金売りも出るでしょうが、下値では売り方の買い戻しも入るでしょう。結果、日経平均は膠着する見通しです。想定レンジは19450円±250円程度です。
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