22日の海外動向と本日の相場見通し 米株・原油先物反発、日経平均も4日ぶりに反発へ
23日の大阪ナイトセッション日経平均先物6月物は前日比250円高の19270円、高値は23日04時50分の19330円、安値は22日の16時37分の19050円でした。22日のNYダウは3日ぶりに反発、前日比456.94ドル高の23475.82ドルでした。ナスダック総合株価指数も3日ぶりに反発、前日比232.15ポイント高の8495.38ポイントでした。テキサス州が24日から州内の店舗の再開を認めるなど米国の一部の州で経済活動の制限を緩める動きが広がっていることや、ムニューシン米財務長官が22日、FOXニュースで「米経済は夏の終わりまでには大部分は再開できるだろう」と述べたことが買い材料視されました。NY原油先物相場は反発、期近物のWTI6月物は前日比2.21ドル(19.1%)高の1バレル13.78ドルでした。サウジアラビアが一段の協調減産に向けて準備していると伝わったことや、トランプ米大統領が22日、「米艦船がイランの小型艦から嫌がらせを受けた場合は、全ての小型艦を撃沈し破壊するよう米海軍に指示した」とツイッターに書き込んだことが買い戻しの材料になったようです。NY円相場は前日比横ばい、前日と同じ1ドル=107円70~80銭でした。
米国株高、原油先物高を受け、本日の日経平均は4日ぶりに反発する見通しです。想定レンジは19250円±250円程度です。テクニカル的な注目ポイントは、日経平均の終値が5日移動平均線(22日現在19455.06円)を下回り続けるか否かです。下回り続けるようなら「調整継続」、上回るようなら「自律反発局面」に再度入れるとみているからです。なお、足元では、限月交代に絡んだマイナス圏までの原油先物価格の急落の影響で、米シェール企業の破綻が相次ぎ、クレジット市場が動揺し、株安が発生するリスクは低いとみています。なぜなら、FRBは信用フローを支えるため、社債購入プログラムを拡充し、3月22日時点で投資適格級だったがその後に格下げされた「BB-」以上の社債を対象に含め、ハイイールド債を支える姿勢を鮮明にしているからです。
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