28日の海外動向と本日の相場見通し 米国株安を受け、日経も上げ一服

29日の大阪ナイトセッション日経平均先物6月物は前日比140円安の21890円、高値は290255分の22100円、安値は281852分の21820円でした。28日のNYダウは3日ぶりに反落、前日比147.63ド安の25400.64ドルでした。米CNBCが「トランプ氏が29日、中国に関する会見を開く」と伝えたことで、それまで上昇していたダウは急速に下落に転じました。ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反落、前日比43.37ポイント安の9368.99ポイントでした。NY原油先物相場は反発、WTI期近の7月物は前日比0.90ドル高の1バレル33.71ドルでした。NY円相場は反発、前日比5銭円高・ドル安の1ドル=1076070銭でした。

 

28日のVIX指数は前日比0.973.51%)高の28.59でした。また、VXMは前日比1.023.38%)高の31.21で、VIX/VXVレシオは前日比0.000.13%)高の0.92でした。同レシオが1を下回っているので米株式相場は好調といえます。一方、28日の日本でも、プット・コールレシオは0.71、新高値銘柄数82、新安値銘柄数ゼロ、東証1部の騰落レシオ(25日平均)は136.27と、過熱感を伴いながらも、強気相場が継続している様子が窺えます。

 

トランプ米大統領は28日、ツイッターなどのSNSの規制強化に向けた大統領令に署名しました。これはネット関連企業にネガティブな材料ですが、抜本的な制度の見直しには議会による新たな立法措置が必要なため、目先の相場への影響は限定的でしょう。ですが、中国では、全国人民代表大会が28日、「香港国家安全法」の制定方針を採択して閉幕しました。一方、ニューヨーク・タイムズは28日、トランプ政権が米国に滞在する一部の中国人の留学生や研究者の査証(ビザ)の効力の停止を検討していると報じました。このように、米中の対立が激化する火種が相次いでいます。これは日本株の上値圧迫要因です。結果、本日の日経平均は軟調なもみあいとなりそうです。想定レンジは21900円±250円程度です。

 

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