3日の海外動向と本日の相場見通し 米国株高、原油高、円安で日経は23000円を目指す
4日の大阪ナイトセッション日経平均先物6月物は前日比180円高の22910円、高値は4日04時41分の22950円、安値は3日20時33分の22580円でした。3日のNYダウは3日続伸、前日比527.24ドル高の26269.89ドルでした。ナスダック総合株価指数は4日続伸、同74.54ポイント高の9682.91ポイントでした。5月のADP全米雇用リポートでは、非農業部門の雇用者数が前月比276万人減と、市場予想の875万人減を大きく下回りました。また、5月のISM非製造業景況感指数は45.4と、市場予想の44を上回りました。これらが好感されました。NY原油先物相場は続伸、WTI期近の7月物は前日比0.48ドル高の1バレル37.29ドルでした。NY円相場は続落、前日比20銭円安・ドル高の1ドル=108円85~95銭でした。
3日のVIX指数は前日比1.18(4.40%)安の25.66でした。また、VIX3Mは前日比1.02(3.41%)安の28.91で、VIX/VIX3Mレシオは前日比0.01(1.02%)安の0.89でした。同レシオが1を下回っているので米株式相場は好調といえます。一方、1日の日本でも、プット・コールレシオは0.95、新高値銘柄数114、新安値銘柄数2、東証1部の騰落レシオ(25日平均)は143.18と、過熱感を伴いながらも、強気相場が継続している様子が窺えます。
米国株高や原油高、円安を受け、本日の日経平均も堅調推移が見込まれ、23000円大台回復期待もあります。想定レンジは22900円±200円程度です。3日発表の5月の中国非製造業PMIは前月比10.6ポイント上昇の55.0と、2010年10月の56.4以来、9年7カ月ぶりの高水準を回復しました。また、5月のADP全米雇用リポートや5月のISM非製造業景況感指数などから、米景気が回復に向かっているとの見方も強まっています。米中景気回復期待上が相場を支えそうです。その一方、短期的な過熱感は否めません。このため、23000円オーバーでは分厚い売り物が控えているとみておいた方がよさそうです。
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