16日の海外動向と本日の相場見通し 米株高は織り込み済み、軍事関連が賑わいそう
17日大阪ナイトセッション日経平均先物9月物は前日比50円安の22310円、高値は16日21時56分の22560円、安値は17日00時01分の22140円でした。16日のNYダウは3日続伸、前日比526.82ドル高の26289.98ドルでした。ナスダック総合株価指数も同169.84ポイント高の9895.87ポイントと3日続伸しました。5月の小売売上高は前月比17.7%増と、過去最大の伸びとなり市場予想の7.7%増を大きく上回ったことや、米政権が新たに1兆ドル規模のインフラ整備計画を検討しているとの報道が買い材料になりました。NY原油先物相場は続伸、WTI期近の7月物は前日比1.26ドル高の1バレル38.38ドルでした。NY円相場は横ばい、前日比変わらずの1ドル=107円30~40銭でした。
16日のVIX指数は前日比0.73(2.12%)安の33.67でした。また、VIX3Mは前日比0.63(1.73%)安の35.80で、VIX/VIX3Mレシオは前日比0.00(0.40%)安の0.94と1を下回っているので米株式相場は良好です。一方、16日の日本では、プット・コールレシオは1.52と前日の1.34から若干上昇しています。新高値銘柄数は42、新安値銘柄数は0、東証1部の騰落レシオ(25日平均)は114.12と、前日の103.92%から上昇はしましたが、過熱とされる120%を下回っており、過熱感が和らいでいます
なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線が16日現在水平のため、日経平均は「もみあい(横這いトレンド)」です。転換線は前日の下向きから水平になりました。遅行スパンは26日前よりも上に位置し、雲の上で推移しており、良好な状態です。また、先行スパンのクロスは6月18日で、この日が変化日として意識されます。
16日の米国株式高は時間外で先物が上昇していたので、東京株式市場は織り込み済みです。また、前日の1051.26円(4.88%)高の反動で利食い売りもでそうです。結果、日経平均はもみあいでしょう。想定レンジは22300円±250円程度です。なお、韓国統一省は16日、北朝鮮が開城にある南北共同連絡事務所を爆破したと発表しました。これを受け、石川製作所(6208)、細谷火工(4274)、豊和工業(6203)などの軍事関連が賑わいそうです。
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