16日の海外動向と各種テクニカル指標 ナイトセッションの日経先物12月物は前日比120円高の23530円
17日の大阪ナイトセッションの日経先物12月物は前日比120円高の23530円、高値は16日23時31分の23560円、安値は16日18時50分の23380円でした。16日のNYダウは4日ぶりに反発、前日比112.11ドル高の28606.31ドルでした。9月の小売売上高は前月比1.9%増と5カ月連続で増え、市場予想の0.7%増も上回りました。これが好感されました。また、ファイザーが16日、新型コロナウイルスワクチンについて、11月下旬にも米食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可を申請すると明らかにしたことも好材料でした。一方、主力のハイテク株は売られ、ナスダック総合株価指数は同42.32ポイント安の11671.56ポイントと4日続落しました。NY原油先物相場は続落、WTI期近の11月物は前日比0.08ドル安の1バレル40.88ドルでした。NY金先物相場は3日ぶりに反落、12月物は前日比2.5ドル安の1トロイオンス1906.4ドルでした。NY円相場は横ばい、前日比変わらずの1ドル=105円35~45銭でした。
10月16日のVIX指数は前日比0.44(1.63%)高の27.41でした。また、VIX3Mは同0.49(1.71%)高の29.21で、VIX/VIX3Mレシオは同0.00(0.07%)安の0.94と、依然として1を下回っているので米株式相場は良好です。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比0.19(0.23%)高の123.70でした。
一方、10月16日の日本では、プット・コールレシオは1.39と前日の1.29から上昇しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は97.81と前日の107.92から低下しました。新高値銘柄数は31、新安値銘柄数は24でした。
なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は10月16日現在「水平」継続です。転換線は「上向き」継続です。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前よりも上に浮上中で、「好転」継続です。そして、引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。また、10月16日現在のMACD(12日-26日)は97.23と前日の111.40から低下、シグナル(9日)は95.77と前日の90.60から上昇、ヒストグラム(=MACD -シグナル)はプラス1.46と前日のプラス20.80から低下したものの、「買い」継続です。
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