27日の海外動向と各種テクニカル指標 ナスダック、S&P500過去最高値更新

28日の大阪ナイトセッションの日経平均先物12月物は前日比190円高の26820円、高値は28日05時23分の26830円、安値は27日16時32分の26590円でした。27日のNYダウは反発、前営業日の25日比37.90ドル高の29910.37ドルでした。ナスダック総合株価指数は4日続伸、同111.444ポイント高の12205.846ポイント、S&P500種株価指数は反発、同8.70ポイント高の3638.35ポイントと、ともに過去最高値を更新しました。トランプ大統領が26日、「大統領選の選挙人投票でバイデン前副大統領の勝利が確定すればホワイトハウスを去るか」との記者団の質問に対し「きっとそうする」と述べたため、来年1月に発足する新政権に円滑に移行できるとの見方が強まったことが買い材料になりました。NY原油先物相場は反落、WTI期近の1月物は25日比0.18ドル安の1バレル45.53ドルでした。NY金先物相場は反落、2月物は前日比23.1ドル安の1トロイオンス1788.1ドルでした。NY円相場は上昇、25日比べ35銭円高・ドル安の1ドル=104円05~15銭でした。

 

27日のVIX指数は前日比0.41(1.93%)安の20.84でした。また、VIX3Mは同0.01(0.04%)高の24.43で、VIX/VIX3Mレシオは同0.02(1.97%)安の0.85と、1を割り込んでいます。米国株式市場が落ち着きを取り戻しています。このため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性は大幅に低下しています。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比1.47(1.10%)安の132.43でした。

 

一方、27日の日本では、プット・コールレシオは0.67と前日の0.65から上昇しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は106.05と前日の106.49から低下しました。新高値銘柄数は140、新安値銘柄数は11でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は27日現在「水平」継続です。転換線は「水平」から「上向き」転換です。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前よりも上に浮上したままで、「好転」継続です。引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。先行スパン2は、「水平」継続です。また、27日現在のMACD(12日-26日)は728.52と前日の702.54から上昇、シグナル(9日)は644.60と前日の618.00から上昇、ヒストグラム(=MACD -シグナル)は83.92と前日の84.54から低下し、「買い」継続です。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は2日です。

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