4月21日のマザーズの動向と各種テクニカル指標
4月21日の東証マザーズ指数は前日比40.56(3.26%)安の1204.23と、大幅続落しました。5日移動平均線(21日現在1236.95)、25日移動平均線(同1218.98)、75日移動平均線(同1230.89)全て下回っています。出来高は8611万株、売買代金は1934億円でした。なお、3月9日安値の1113.58が「1番底」、3月18日の1256.51が「ネックライン」、3月25日の1138.11が「2番底」です。そして、4月19日に1263.73と、遂に「ネックライン(1256.51)」をブレイクしました。しかし、現在は、それを再び大幅に割り込んでいます。その一方で、3月9日安値は1113.58であり、2020年12月22日の1125.60とほぼ同水準で「下げ止まり」ました。このため「1113.58と1125.60に挟まれるゾーン」は中期的な下値サポートゾーンといえるでしょう。
日足ベースの一目均衡表では、4月21日現在基準線は「水平」を継続しました。転換線は「水平」から「下向き」に転換しました。転換線と基準線との関係は「好転」を継続しました。遅行スパンは「26日前の日足」を下回り、「逆転」しました。遅行スパンは雲を下抜きました。先行スパンのクロスは、2021年4月9日でしたが、今後に関しては、現在は確認できません。先行スパン2は「水平」を継続しました。また、4月21日現在のMACD(12日-26日)は5.66、シグナル(9日)は5.54、ヒストグラム(=MACD -シグナル)は0.12と、「買い」継続です。(買い転換は4月1日でした。)そして、騰落レシオ(25日)は81.95、新高値銘柄は9、新安値銘柄は34でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は4日です。
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