7日の海外動向と各種テクニカル指標

8日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比20円高の29410円、高値は7日19時49分の29420円、安値は7日22時30分の29270円でした。

 

7日のNYダウは5日続伸、前日比229.23ドル高の34777.76ドルと、3日連続で過去最高値を更新しました。ナスダック総合株価指数は続伸、同119.395ポイント高の13752.237ポイントでした。S&P500種株価指数は3日続伸し、同30.98ポイント高の4232.60ポイントとほぼ1週間ぶりに過去最高値で終えました。4月の雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比26.6万人増にとどまり、市場予想の100万人増を大きく下回り、失業率も0.2ポイント低下を見込んだ市場予想に反して0.1ポイント上昇の6.1%だったため、FRBによる金融緩和の長期化観測が強まり、株式が買われました。NY原油先物相場は3日ぶりに反発、WTI期近の6月物は前日比0.19ドル高の1バレル64.90ドルでした。NY金先物相場は3日続伸、6月物は前日比15.6ドル高の1トロイオンス1831.3ドルでした。NY円相場は3日続伸、前日比50銭円高・ドル安の1ドル=108円55~65銭でした。

 

7日のVIX指数は前日比1.70(9.24%)安の16.69でした。また、VIX3Mは同1.09(4.98%)安の20.79で、VIX/VIX3Mレシオは同0.04(4.49%)安の0.80と、1を下回っているため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性が大幅に低下しています。Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比1.29(0.89%)高の145.76でした。

 

5月7日の日本では、プット・コールレシオは0.17と前日の0.20から低下しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は84.49と前日の82.01から低下しました。新高値銘柄数は84、新安値銘柄数は36でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は5月7日現在「上向き」から「水平」に転換しました。転換線は「下向き」から「上向き」に転換しました。転換線と基準線は「逆転」を継続しました。遅行スパンは26日前の日足を下回って、「逆転」に転換しました。また、引き続き「雲の中」で推移しています。また、先行スパンのクロスは、2021年5月31日です。先行スパン2は「水平」を継続しました。また、5月7日現在のMACD(12日-26日)はマイナス86.19、シグナル(9日)はマイナス88.45、ヒストグラム(=MACD -シグナル)は2.26と、「買い」に転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は7日です。

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