12月2日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
本日の個別銘柄動向コメント
Gunosy(6047)
12月1日、「GaragePreneurs Internet Pvt. Ltd.の強制転換条項付優先株式の取得(強制転換条項付転換社債の転換)に関するお知らせ」を発表しました。これが買い材料視されそうです。同社は、2021年11月27日において、同社及び同社子会社の保有するGaragePreneurs Internet Pvt.Ltd.(本社:インド共和国)のCompulsory ConvertibleDebentures(強制転換条項付転換社債)について、転換に伴い、GaragePreneursの発行するCompulsoryConvertible Preference Shares(強制転換条項付優先株式)を取得することになりました。本件が同社の2022年5月期の連結業績に与える影響は現在精査中です。なお、本強制転換条項付優先株式取得後の同社及び同社子会社の議決権所有割合は17.77%ではありますが、GaragePreneursに対する同社及び同社子会社の影響力を踏まえ、今後、監査法人と協議を行ったうえで、GaragePreneursは当社の持分法適用関連会社となる見込みです。今後、開示すべき事項が生じた場合には速やかに開示します。
アドウェイズ(2489)
12月1日、「自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ」を発表しました。これが買い材料視されそうです。取得する株式の総数 600万 株(上限)(発行済株式総数に対する割合14.29%)、株式の取得価額の総額30億円(上限)、自己株式取得の日程 2021 年12 月10 日~2022 年5 月9 日です。
Aiming(3911)
12月1日、「LiTMUS 株式会社(UUUM 子会社)との共同事業契約締結に関するお知らせ」を発表しました。これが買い材料視されそうです。同社は、UUUM株式会社の子会社であるLiTMUS株式会社との間で、オンラインゲームの制作・運営を共同で行うことを目的として共同事業契約を締結しました。同社と LiTMUS は、オンラインゲーム市場の状況を勘案しながら UUUM 所属のクリエイターや保有する IP などを含む企画構想力と同社が持つゲーム開発の知見を合わせて両社で十分な企画検討を行い、ゲーム開発においては同社内の開発ラインを用いて行い、運営に至ってはLiTMUS のプロモーション力を活かしてより多くのお客に遊んでいただくことを目的に、新たなオンラインゲームの制作・運営を共同で行うものです。なお、オンラインゲームのリリースにあたっては、LiTMUS より配信する予定としています。
小森コーポレーション(6349)
12月1日、「自己株式の取得に係る事項の決定に関するお知らせ」を発表しました。これが買い材料視されそうです。取得する株式の総数 150万株(上限) (発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合 2.67%)、株式の取得価額の総額 10 億円(上限)、取得する期間 2021 年12 月2 日~2022 年6月30 日です。
ステムリム(4599)
12月1日、「レダセムチド(HMGB1 ペプチド)に関する変形性膝関節症を対象とした医師主導治験(第Ⅱ相試験)の進捗(患者組み入れ完了)に関するお知らせ」を発表しました。これが買い材料視されそうです。同社から塩野義製薬株式会社へ導出済みの再生誘導医薬開発品、レダセムチド(HMGB11)より創製したペプチド医薬、開発コード:S-005151)について、現在、国立大学法人弘前大学により変形性膝関節症の患者を対象とした医師主導治験(第Ⅱ相試験、以下「本治験」)が実施されていますが、この度、患者の組み入れが完了した旨の連絡がありましたので、発表しました。本治験は、定められた手術(高位脛骨骨切り術)及び鏡視下マイクロフラクチャー))を実施した変形性膝関節症の患者を対象として、レダセムチド群もしくはプラセボ群に無作為割付け、盲験下で治験薬を投与し、レダセムチドの安全性及び探索的有効性について検討します。今後は4週間の治療期と48週間の追跡期を経てデータ解析・評価が行われる予定です。
アクロディア(3823)
12月1日、「株式会社世界との業務提携に関するお知らせ」を発表しました。これが買い材料視されそうです。2021 年 11 月 18 日付「NFT マーケットプレイスシステム(システム名:Why How NFT Ver.1)システム開発完了のお知らせ」において開示しましたとおり、同社は「Why How NFT」の企画・開発・運営・販売業務を進めています。NFT マーケットプレイスシステムに出品される NFT 商品の販売業務推進の一環として、2021 年 12 月1日、株式会社世界と業務提携契約を締結しました。
ビーブレイクシステムズ(3986)
カカムーチョことグローバルウェイ創業者で筆頭株主の各務正人氏が11月30日受付で財務省に大量保有報告書(5%ルール報告書)を提出しました。これが引き続き買い材料視されそうです。報告書によれば、各務正人氏のビーブレイク株式保有比率は5.21%となり、新たに5%を超えたことが判明しました。報告義務発生日は11月24日。保有目的は純投資。
アミタホールディングス(2195)
11月26日、「株式分割及び定款の一部変更に関するお知らせ」を発表しました。これが引き続き買い材料視されそうです。2021 年 12 月 31 日(金曜日)を基準日として、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有する普通株式を、1 株につき 5 株の割合をもって分割します。同日、「固定資産の減損損失計上に関するお知らせ」を発表しました。同社連結子会社であるアミタ株式会社は、資産の効率および財務体質のさらなる向上を図るため、26日開催の取締役会において、保有する飾磨オフィスの土地および建物について売却する方針の意思決定をおこない、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき減損損失を計上することになりました。なお、売却価格等については決定次第公表します。
宇徳(9358)
11月30日、商船三井(9104)が、「株式会社宇徳株券等(証券コード 9358)に対する公開買付けの開始に関するお知らせ」を発表しました。これが引き続き買い材料視されそうです。買付け等の価格は普通株式1株につき、 725 円です。
相場観
12月1日の日経平均は前日比113.86円(0.41%)高の27935.62円と、4日ぶりに反発しました。5日移動平均線(1日現在28458.44円)、25日移動平均線(同29250.59円)、75日移動平均線(同28967.30円)、200日移動平均線(同28938.80円)全て下回っています。12月2日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比730円安の27450円、高値は1日18時41分の28230円、安値は終値でした。12月1日の東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は75.00と前日の71.53から上昇しました。新高値銘柄数は3、新安値銘柄数は528でした。また、1日現在のMACD(12日-26日)はマイナス208.59と前日のマイナス131.93から低下し、シグナル(9日)は67.72と前日の112.67から低下しました。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス276.31と前日のマイナス244.60から低下しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。
1日のNYダウは続落し、前日比461.68ドル安の34022.04ドルでした。ナスダック総合株価指数も続落し、同283.639ポイント安の15254.052ポイントでした。ファウチ首席医療顧問が、オミクロン型の感染者が米国で初めて確認されたと明らかにしたことが嫌気されました。なお、VIXは前日比14.45%上昇して31.12でした。
オミクロン型の感染者が米国で初めて確認されたことで、米国内での感染拡大が警戒されています。米疾病対策センター(CDC)は1日、米国に入国する旅行客への水際対策の強化を表明しました。行動制限が強まり、経済正常化が遅れるとの見方が強まっています。一方、国内では、政府は1日、新型コロナウイルスの新たな変異型「オミクロン型」を巡り、国内で2例目の感染が確認されたと発表しました。政府は11月29日、新型コロナウイルス・オミクロン型の水際対策を巡り全世界からの外国人の新規入国を原則停止すると発表しました。30日午前0時から適用し当面1カ月間は継続します。そして、国土交通省は水際対策として、日本に到着する全ての国際線の新規予約を12月末まで停止するよう国内外の航空会社に要請し、ANAやJALは受け入れました。このように国内外で、オミクロン型の広がりを受けて水際対策の強化が相次いでいます。各国が打ち出した入国制限は世界景気回復の足かせになりかねません。このため、オミクロン型確認をきっかけにした、投資マインドの冷え込みはそう簡単には改善しないでしょう。本日の日経平均の想定レンジは27500円±500円程度です。ボラタイルな相場が継続するでしょう。
一方、12月1日の東証マザーズ指数は前日比10.03p(0.94%)安の1060.96pと、6日続落しました。5日移動平均線(1日現在1098.93p)、25日移動平均線(同1130.68p)、75日移動平均線(同1119.15p)、200日移動平均線(同1157.20p)全て下回っています。200日移動平均線については、11月16日に、ようやく上抜きましたが、11月19日にあっさりと割り込みました。ですが、22日に再び上回り、24日にまた下回りました。出来高は1億365万株、売買代金は1806億円でした。
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