1月14日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
本日の個別銘柄動向コメント
キャリアリンク(6070)
1月13日、「2022年3月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」を発表しました。これが買い材料視されそうです。2022年3月期通期連結業績予想については、2022年3月に売上計上のBPO完成請負案件並びに2022年3月期第4四半期から2023年3月期中にかけて売上計上となるBPO案件が予想以上に受注できたことなどから、2022年3月期通期連結の売上高は前回予想より20億円増加する見込みです。また、利益面では、売上高が増加したことに加え、業容拡大に備えて積極的に採用してきた中核人材及び新たに導入したBPO運用システムが効果的に活用できていることなどから、2022年3月期通期連結の営業利益は前回予想より8.70億円、経常利益は同8.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同4.60億円、それぞれ増加する見込みです。
アドテック プラズマ テクノロジー(6668)
1月13日、「2022年8月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表しました。これが買い材料視されそうです。当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高28.87億円(前年同期比59.8%増加)、営業利益6.19億円(前年同期比180.0%増加)、経常利益6.45億円(前年同期比249.7%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益4.63億円(前年同期比229.0%増加)となりました。半導体・液晶関連事業(同社等)においては、ファウンドリやロジックメーカーにおける先端投資が行われるとともに、中国の半導体内製化へ向けた投資が行われるなど、半導体関連の投資が引き続き活発に推移しました。同社等は、このような動向を背景とした好調な受注環境の中、国内外における生産ライン増強に注力するとともに、半導体業界の急激な需要増加に伴う部材調達への影響に備えるため、先行手配・代替品の選定等に取り組みました。研究機関・大学関連事業(IDX)においては、前第1四半期連結累計期間にあった大型案件がなかったことから、売上・利益ともに低調に推移したものの、案件獲得のための営業活動に注力しました。
アイドマ・ホールディングス(7373)
1月13日、「2022年8月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 」を発表しました。これが買い材料視されそうです。当第1四半期連結累計期間の売上高は12.53億円、営業利益は4.09億円、経常利益は4.23億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は2.90億円でした。同社は、中小企業を中心に営業リソース不足が深刻化している環境を、アウトソーシング拡大のビジネスチャンスとして捉え、主力サービスのセールス・プラットフォームサービスを中心とし、積極的にワーク・イノベーション事業の展開を推進しました。その結果、在宅ワークが定着化した環境下におけるオンラインセールスの手法を必要とする多くの中小、中堅企業から発注を受けることになりました。
アステリア(3853)
1月13日、「有価証券評価益の計上および業績予想の修正に関するお知らせ」を発表しました。これが買い材料視されそうです。Gorilla社の上場に伴う同社保有のGorilla社株式の評価額は2022年3月31日に確定する予定ですが、現時点における合理的なリスク判断等に基づき、2022年3月期において有価証券評価益約38億円を計上する見込みとなりました。こうした状況と、他事業への投資計画なども総合的に検討した結果、2022年3月期連結業績予想を修正することとなりました。
ティアンドエス(4055)
1月13日、「2021年11月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)」を発表しました。これが買い材料視されそうです。2022年11月期においては、ソリューション、半導体、先進技術ソリューションすべてのカテゴリーにおいて引き続き安定的な事業拡大を見込んでおり増収の見通しです。ソリューションカテゴリーにおいては、同社の主要得意先である大手企業3グループ(東芝グループ、日立グループ、キオクシアグループ)からのシステム開発案件が引き続き堅調に推移する見通しです。半導体カテゴリーにおいては、好調な半導体市場を背景に、お客の工場増設計画が続いており、エンジニア人材の供給が引き続き拡大する見通しです。先進技術ソリューションカテゴリーでは、日本電気株式会社とのディープラーニング技術に関する業務や論文調査などAI関連業務が引き続き拡大し、新規得意先との取引も開始する見通しです。2022年11月期の業績見通しについては売上高31.00億円(前年同期比13.4%増)、営業利益5.50億円(前年同期比33.2%増)、経常利益5.57億円(前年同期比32.9%増)、当期純利益3.91億円(前年同期比32.7%増)を見込んでいます。
ウイングアーク1st(4432)
1月13日、「2022年2月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」を発表しました。これが買い材料視されそうです。当第3四半期連結累計期間(2021年3月1日~11月30日)における売上収益は148.36億円(前年同期比10.2%増)、営業費用(その他の営業収益を控除後)は、人員の採用による人件費やDX関連ソリューション開発に伴う外注費の増加があったものの、前年同期に計上された本社オフィスの一部解約に伴う違約金の発生がなく、使用権資産償却費の減少などで101.77億円(前年同期比9.6%減)、営業利益は46.58億円(前年同期比111.3%増)、税引前四半期利益は45.85億円(前年同期比112.6%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は33.81億円(前年同期比113.3%増)となりました。同日、「株式会社 traevo の第三者割当増資引受による株式の取得(子会社化)に関するお知らせ 」も発表しました。
ナルミヤ(9275)
1月13日、「株式会社ワールドによる当社株式に対する公開買付けに関する意見表明及び同社との資本業務提携契約締結に関するお知らせ」を発表しました。これが買い材料視されそうです。買付け等の価格は、普通株式1株につき、1230円。届出当初の買付け等の期間は2022 年1月 14 日(金曜日)から 2022 年2月 14 日(月曜日)まで(21 営業日)。同社株式は、本書提出日現在、東京証券取引所市場第一部に上場されていすが、本公開買付けは当社株式の上場廃止を企図したものではなく、公開買付者は、269万930 株(所有割合:26.58%。公開買付者の既所有分との合計後の所有割合(51.58%))を買付予定数の上限として設定の上、本公開買付けを実施するとのことです。そのため、本公開買付け成立後に公開買付者が所有する同社株式の数は最大で 522万1730 株(所有割合:51.58%)にとどまる予定であり、本公開買付け成立後も同社株式の東京証券取引所市場第一部への上場は維持される見込みです。
相場観
1月13日の日経平均は前日比276.53円(0.96%)安の28489.13円と、反落しました。5日移動平均線(13日現在28488.74円)は上回っています。一方、25日移動平均線(同28669.78円)、75日移動平均線(同28877.10円)、200日移動平均線(同28792.02円)全て下回っています。1月14日の大阪証券取引所における日経平均先物3月物の夜間取引終値は前日比270円安の28280円、高値は13日23時57分の28660円、安値は14日05時51分の28240円でした。1月13日の東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は103.65と前日の106.43から低下しました。新高値銘柄数は45、新安値銘柄数は59でした。また、13日現在のMACD(12日-26日)はマイナス36.56と前日のマイナス21.11から低下し、シグナル(9日)は12.20と前日の13.53から低下しました。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス48.75と前日のマイナス34.64から低下しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は4日です。
13日のNYダウは3日ぶりに反落し、前日比176.70ドル安の36113.62ドルでした。ナスダック総合株価指数は大幅に4日ぶりに反落し、同381.580ポイント安の14806.812ポイントでした。ブレイナードFRB理事は13日、米上院の公聴会で「インフレは明らかに米国人を苦しめている。テーパリングの完了後、できるだけ早く利上げを開始する準備を整えている」と述べたことが嫌気されました。
米国株安、特にナスダック大幅安、SOX指数大幅安が嫌気される結果、日経平均は下落するでしょう。ただし、半導体関連中心に高PERのグロース株が売られる一方で、低PER、低PBR、高配当利回りのバリュー株が買われる結果、日経平均の下値は堅いとみています。想定レンジは28300円±300円程度です。
一方、1月13日の東証マザーズ指数は前日比32.50p(3.59%)安の874.04pと、4日ぶりに大幅反落しました。5日移動平均線(13日現在885.77p)、25日移動平均線(同974.96p)、75日移動平均線(同1070.02p)、200日移動平均線(同1122.08p)全て下回っています。200日移動平均線については、11月16日に、ようやく上抜きましたが、11月19日にあっさりと割り込みました。ですが、11月22日に再び上回り、11月24日にまた下回りました。出来高は7502万株、売買代金は1208億円でした。
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