1月20日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
本日の個別銘柄動向コメント
リアルワールド(3691)
1月19日、「ライブ配信サービス「ふわっち」のポイントを、デジタルギフトから「PayPay」で受取可能に!~副業系サービスで得た報酬をリアルタイムでPayPay 等のキャッシュレスや現金から”選んで”受け取り可能に~」を発表しました。これが買い材料視されそうです。同社および、グループ会社である株式会社 REALFINTECHが運営する「デジタルギフト」とサービス連携しているライブ配信サービス「ふわっち」において、貯めたポイントを同社サービス経由にて、新たに「PayPay」で受け取ることが可能となりました。
シノプス(4428)
1月19日 14時33分、日経速報ニュースが、「伊藤忠商事は小売り向け自動発注システムを手掛けるシノプスと業務提携した。小売店に提供していた需要予測のデータを生かし、食品メーカーや卸と共有する仕組みをつくる。食品流通全体の効率化につなげる。2022年度からの事業開始を目指し、2社での共同出資会社設立も視野に入れる。 」と報じました。これが引き続き買い材料視されそうです。
メディネット(2370)
1月19日、「【開示事項の経過】 慢性心不全治療に用いる再生医療等製品の製造・供給体制を確立-国立大学法人九州大学循環器内科 筒井裕之教授との共同研究-」を発表しました。これが買い材料視されそうです。同社は、国立大学法人九州大学循環器内科 筒井裕之教授との共同研究ⅰにより進めていました慢性心不全の治療を目的とした再生医療等製品(以下「本製品」)の製造・供給体制の確立に向けた取り組みが完了しました。九州大学は本製品の実用化に向けて、本製品の慢性心不全に対する有効性及び安全性を評価することを目的とした医師主導第IIb相試験(以下「PIIb相試験」)の実施を計画しており、同社は、PIIb相試験の実施に向けて、九州大学と医師主導治験実施に関する契約を締結しています。同社は、本契約に基づきPIIb相試験に用いる本製品を製造・供給することになっており、今回、同社の品川細胞培養加工施設において本製品の製造・供給体制の整備が完了したことで、PIIb相試験の本製品の製造・供給が可能となります。本製品は、αガラクトシルセラミドをパルスした自己末梢血単核球由来樹状細胞を含む製品で、ナチュラルキラーT細胞という免疫細胞の活性化による慢性炎症制御に基づく新しい慢性心不全治療用の再生医療等製品です。
ワイエイシイホールディングス(6298)
1月19日、「通期連結業績予想および通期配当予想の修正に関するお知らせ」を発表しました。これが買い材料視されそうです。売上高については、受注は好調ではあるものの、世界的なサプライチェーンの停滞により一部部材の納期遅延等により、前回発表予想を下回る見込みです。営業利益、経常利益については、当期初より取り組んでいる業務効率化の施策が功を奏し前回発表予想を上回る見込みです。中でも、親会社株主に帰属する当期純利益は、予想を大きく上回る見込みです。2022 年3月期における年間配当金を、前回予想の 24 円から 12 円増配し、年間 36 円とする予定です。
アピリッツ(4174)
1月18日、「連結業績予想の公表及び個別業績予想の修正に関するお知らせ」を発表しました。これが引き続き買い材料視されそうです。同社は、2021 年 12 月 28 日、会社法第 370 条及び同社定款第 25 条第 2 項の規定による決議によって、株式会社ムービングクルーの株式を取得し、完全子会社化することを決議しました。これに伴い 2022 年 1 月期第4四半期より連結決算へ移行しており 2022 年1月期の連結業績予想を公表することとしました。また、最近の業績の動向等を踏まえ、2021 年9月 10 日に公表した 2022 年1月期の個別業績予想を修正することとしました。連結業績予想の算出については、株式会社ムービングクルーの株式を取得し、完全子会社化に伴い、連結業績予想を算出しています。個別業績予想に連結子会社である株式会社ムービングクルーの1月以降の業績予想を合算して算出していますが、1か月のみであることから影響は軽微であり、個別業績予想との差異はありません。通期の業績予想については、2021 年9月 10 日に公表した業績予想の修正のとおり、売上高は「Web ソリューション事業」「オンラインゲーム事業」ともに堅調に推移していましたが、上場後の案件増加に対応するための外注費の増加は、下期において社内体制を見直すことで抑制を進めるものの、第3四半期までは継続する見通しであったこと、また、オンラインゲーム事業においては、第3四半期より「けものフレンズ3」の運営移管が終了し同社が運営主体となり、コストコントロールを進めているものの、一時的な外注費の増加は避けられず、当初見込みより売上原価が増加し、利益が当初予想を下回る見込みでした。しかしながら第3四半期より外注費等のコストコントロールを当初予定より一層に実施した結果、原価等が上期と比較して大きく低減し、その結果、営業利益等が9月 10 日に公表した業績予想を上回る見込みです。
相場観
1月19日の日経平均は前日比790.02円(2.80%)安の27467.23円と、大幅に続落しました。5日移動平均線(19日現在28134.28円)、25日移動平均線(同28577.90円)、75日移動平均線(同28769.97円)、200日移動平均線(同28776.41円)全て下回っています。1月20日の大阪証券取引所における日経平均先物3月物の夜間取引終値は前日比60円高の27580円、高値は19日23時39分の27860円、安値は19日16時31分の27440円でした。1月19日の東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は85.93と前日の89.01から低下しました。新高値銘柄数は3、新安値銘柄数は339でした。また、19日現在のMACD(12日-26日)はマイナス182.60と前日のマイナス108.04から低下し、シグナル(9日)はマイナス53.65と前日のマイナス23.77から低下しました。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス128.95と前日のマイナス84.27から低下しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。
19日のNYダウは4日続落し、前日比339.82ドル安の35028.65ドルでした。ナスダック総合株価指数は続落し、同166.642ポイント安の14340.255ポイントと、昨年11月に付けた過去最高値からの下落率は10.7%となりました。高値から10%以上下げた場合に当てはまる「調整局面入り」しました。また、S&P500種株価指数は前日比0.97%安となり、これまで長らくの間サポートとなってきた100日移動平均を下回って取引を終えました。前週発表の昨年12月の米小売売上高が前月比で減ったことや、FRBが金融引き締めを急げば、景気の減速感が強まるとの懸念が強まったことが嫌気されました。
19日の米国市場が大幅下落したことに加え、SOX指数が前日比3.09%も下落したことで、本日の東京株式場は軟調なスタートとなりそうです。19日の米10年物国債利回りは前日比0.01%低い1.86%でしたが、一時は1.90%と2020年1月以来、2年ぶりの高水準を付ける場面がありました。一方、NY原油先物相場は3日続伸しました。WTI期近の2月物は前日比1.53ドル高の1バレル86.96ドルでした。一時は87.92ドルと、期近物として2014年10月以来7年3カ月ぶりの高値を付ける場面がありました。インフレ懸念が強まり、米国長期金利が高止まりしています。これは、ハイテク株を中心にしたグロース株にネガティブな状況です。買い材料が特に見当たりません。強いて言えば、値ごろ感です。あと、短期的な下げピッチの行き過ぎくらいでしょう。本日の日経平均の想定レンジは27700円±300円程度です。
一方、1月19日の東証マザーズ指数は前日比29.63p(3.54%)安の807.92pと、大幅反落しました。一時805.78pまで下落し、連日で昨年来安値を更新する場面がありました。5日移動平均線(19日現在839.27p)、25日移動平均線(同940.35p)、75日移動平均線(同1053.39p)、200日移動平均線(同1095.38p)全て下回っています。200日移動平均線については、11月16日に、ようやく上抜きましたが、11月19日にあっさりと割り込みました。ですが、11月22日に再び上回り、11月24日にまた下回りました。出来高は1億1823万株、売買代金は1541億円でした。
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