1月21日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

本日の個別銘柄動向コメント

FRACTALE(3750)

1月20日、「COVID-19 感染予防治療薬「一酸化窒素点鼻薬(NONS)」の独占販売契約締結に関するお知らせ」を発表しました。これが買い材料視されそうです。同社の子会社であるサイトリ・セラピューティクス株式会社は、SaNOtize Research and Development Corp.(本社:カナダ ブリティッシュ・コロンビア州)と、COVID-19感染予防治療薬である一酸化窒素点鼻薬(Nitric Oxide Nasal Spray)(「NONS」。)に関して、2022年1月19日(日本時間)、日本国内における独占販売契約を締結しました。今後、サイトリ社は同契約に基づき、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)と早期の承認を目指して薬事戦略相談を開始する予定です。

 

クシム(2345)

光通信は1月20日受付で財務省に大量保有報告書(5%ルール報告書)を提出しました。報告書によれば、光通信のクシム株式保有比率は5.00%(46万7600株)となり、新たに5%を超えたことが判明しました。報告義務発生日は1月20日。保有目的は純投資です。

 

SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ(9478)

1月20日、「連結業績予想の修正に関するお知らせ」を発表しました。これが買い材料視されそうです。2022年3月期通期連結業績は、売上高は前回予想の66.00億円を据え置きましたが、営業利益は13.00億円(前回予想比25.0%増)、経常利益は13.00億円(同25.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は8.50億円(同26.9%増)に上方修正しました。

 

リード(6982)

1月20日、「アニールレス技術により製品化した樹脂製品の量産開始について」を表しました。これが買い材料視されそうです。この外装樹脂製品は、SUBARUが発売を開始しているWRX S4全車に採用(装着)されて、日本国内だけでなく、北米をはじめとした主要各国にも輸出されます。

 

ウェルスナビ(7342)

1月20日、「2021年12月期の通期業績予想の修正に関するお知らせ」を表しました。これが買い材料視されそうです。当期は、新型コロナウイルス感染症の影響によって不透明な外部環境が継続しましたが、積極的な広告宣伝の効果等もあり新規のお客が増加しました。また、既存のお客においても、これまでの良好な運用成績や同社の株式上場等による信用力の向上を背景とした追加投資の増加により、預かり資産が成長しました。加えて、世界の株式市場が堅調に推移したことも当社の預かり資産の成長に寄与しました。その結果、2021 年 12 月期末の預かり資産額は 6345 億円(2020 年 12 月期末は 3291 億円)となりました。費用については、積極的な人員採用やセキュリティ強化のための投資等を行い、概ね計画通りに推移しました。以上の結果、営業収益は 46.47億円(前回公表値より 3.31億円増、7.7%増)、広告宣伝費除く営業利益は14.28億円(前回公表値より 3.52億円増、32.8%増)となる見込みです。

 

テラスカイ(3915)

1月20日、「連結子会社である株式会社BeeXの上場承認に関するお知らせ」を発表しました。これが買い材料視されそうです。株式会社東京証券取引所より、同社の連結子会社である株式会社BeeXの東京証券取引所マザーズ市場への新規上場が承認されました。

 

シライ電子(6658)

1月20日、「【 新基材開発のご案内 】」を発表しました。これが買い材料視されそうです。ベースフィルムを使用しない、“基材フィルムレス透明銅張積層板”を開発しました。従来の SPET1は PET フィルムをベースフィルムとして使用していましたが、さらに薄い基板が欲しいとのお客の声を元に“基材フィルムレス透明銅張積層板”「透明薄柔基板」を開発しました。基板のようで基板でない、何にでも馴染むことのできる基板をコンセプトに、PET フィルムの使用をやめて、薄さ・柔らかさ・透明感を追求しました。電気的な特性は従来の SPETと相違ありません。

 

相場観

1月20日の日経平均は前日比305.70円(1.11%)高の27772.93円と、3日ぶり大幅反発しました。5日移動平均線(20日現在27991.04円)、25日移動平均線(同28543.20円)、75日移動平均線(同28747.57円)、200日移動平均線(同28769.39円)全て下回っています。1月21日の大阪証券取引所における日経平均先物3月物の夜間取引終値は前日比290円安の27500円、高値は21日02時33分の27940円、安値は21日05時54分の27480円でした。1月20日の東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は90.13と前日の85.93から上昇しました。新高値銘柄数は3、新安値銘柄数は212でした。また、20日現在のMACD(12日-26日)はマイナス214.56と前日のマイナス182.60から低下し、シグナル(9日)はマイナス82.79と前日のマイナス53.65から低下しました。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス131.77と前日のマイナス128.957から低下しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。

 

20日のNYダウは5日続落し、前日比313.26ドル安の34715.39ドルでした。ナスダック総合株価指数は3日続落。終値は同186.235ポイント安の14154.020ポイントと昨年6月以来の低水準で取引を終えました。米長期金利の上昇一服を背景に、ハイテク株などには買いが先行したものの、午後3時以降に急激に売りが膨らみました。

 

20日の米国市場が伸び悩みマイナス転換したことに加え、SOX指数が前日比3.25%も下落したことで、本日の東京株式場は軟調なスタートとなりそうです。ですが、20日の米10年物国債利回りは前日比0.06%低い1.80%と、この日の最低水準で終えたことはポジティブ材料です。また、20日のNY原油先物相場は4日ぶりに小反落しました。WTI期近の2月物は前日比0.06ドル安の1バレル86.90ドルでした。これもインフレ抑制面で好材料です。しかしながら、相場を押し上げるような買い材料が特に見当たりません。強いて言えば、値ごろ感です。あと、短期的な下げピッチの行き過ぎくらいでしょう。本日の日経平均の想定レンジは27500円±300円程度です。需給、地合いは非常に悪いと感じています。

 

一方、1月20日の東証マザーズ指数は前日比17.08p(2.11%)高の825.00pと、大幅反発しました。一時797.49pまで下落し、連日で昨年来安値を更新する場面がありました。5日移動平均線(20日現在829.46p)、25日移動平均線(同932.40p)、75日移動平均線(同1049.36p)、200日移動平均線(同1093.01p)全て下回っています。200日移動平均線については、11月16日に、ようやく上抜きましたが、11月19日にあっさりと割り込みました。ですが、11月22日に再び上回り、11月24日にまた下回りました。出来高は9852万株、売買代金は1437億円でした。

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