2月10日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
相場観
2月9日の日経平均は前日比295.35円(1.08%)高の27579.87円と、大幅に続伸しました。5日移動平均線(9日現在27358.91円)を上回りました。一方、25日移動平均線(同27691.22円)、75日移動平均線(同28511.17円)、200日移動平均線(同28598.20円)全て下回っています。2月10日の大阪証券取引所における日経平均先物3月物の夜間取引終値は前日比270円高の27820円、高値は終値、安値は9日16時44分の27510円でした。2月9日の東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は91.98と前日の92.37から低下しました。新高値銘柄数は47、新安値銘柄数は27でした。また、2月9日現在のMACD(12日-26日)はマイナス282.42と前日のマイナス327.40から上昇し、シグナル(9日)はマイナス408.86と前日のマイナス461.06から上昇しました。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は126.44と前日の103.67から上昇しプラスを維持しています。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。
一方、2月9日の東証マザーズ指数は前日比18.17p(2.46%)高の756.64pと、5日ぶりに大幅反発しました。5日移動平均線(9日現在759.23p)、25日移動平均線(同811.01p)、75日移動平均線(同986.27p)、200日移動平均線(同1081.48p)全て下回っています。2月9日の東証マザーズの騰落レシオ(25日移動平均)は76.34と前日の70.74から上昇しました。新高値銘柄数は1、新安値銘柄数は24でした。また、2月9日現在のMACD(12日-26日)はマイナス47.25と前日のマイナス49.31から低下し、シグナル(9日)はマイナス54.79と前日のマイナス56.52から上昇しました。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は7.54と前日の7.21から上昇しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は6日です。
9日のNYダウは3日続伸し、前日比305.28ドル高の35768.06ドルでした。ナスダック総合株価指数は続伸し、同295.918ポイント高の14490.373ポイントでした。9日の米10年物国債利回りは前日比0.02%低い1.94%でした。前日に付けた2019年1月以来の高水準である1.97%から低下したことが好感されました。9日の10年債入札が好調だったことも長期債の買い材料でした。この金利低下がハイテク株の買い材料になりました。また、米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、9日時点での米国での新型コロナの新規感染者数は7日移動平均で約23万人と1月中旬のピークの3分の1以下に減りました。これが消費関連の買い材料になりました。
9日の米国株高はポジティブです。本日は、これを好感する格好で、日経平均は堅調に推移しそうです。本日の日経平均の想定レンジは27800円±300円程度です。ただし、日本時間10日夜には1月の米CPIの発表を控えています。また、東京市場は明日11日が建国記念日で休場となります。3連休を控えているため、買い一巡後は膠着する見通しです。
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