２月25日　カブ知恵　モーニングミーティング議事録

相場観

２月24日の日経平均は22日終値比478.79円（1.81％）安の25970.82円と、大幅に５日続落しました。５日移動平均線（24日現在26737.24円）、25日移動平均線（同27143.08円）、75日移動平均線（同28265.69円）、200日移動平均線（同28500.35円）全て下回っています。２月25日の大阪証券取引所における日経平均先物３月物の夜間取引終値は前日比330円高の26260円、高値は25日05時36分の26290円、安値は24日22時16分の25590円でした。２月24日の東証１部の騰落レシオ（25日移動平均）は95.18と前日の93.21から上昇しました。新高値銘柄数は４、新安値銘柄数は226でした。また、２月24日現在のＭＡＣＤ（12日－26日）はマイナス344.75、シグナル（9日）はマイナス251.73でした。ヒストグラム（＝MACD －シグナル）はマイナス93.03でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー（株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。）は４日です。

一方、２月24日の東証マザーズ指数は22日終値比28.63ｐ（4.20％）安の652.45ｐと、大幅に５日続落しました。５日移動平均線（24日現在688.30ｐ）、25日移動平均線（同752.89ｐ）、75日移動平均線（同937.87ｐ）、200日移動平均線（同1058.33ｐ）全て下回っています。２月24日の東証マザーズの騰落レシオ（25日移動平均）は74.50でした。新高値銘柄数は０、新安値銘柄数は186でした。また、２月24日現在のＭＡＣＤ（12日－26日）はマイナス47.94、シグナル（9日）はマイナス43.96でした。ヒストグラム（＝MACD －シグナル）はマイナス3.99でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー（株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。）は６日です。

24日のＮYダウは前日比92.07ドル高の33223.83ドルでした。一時、32272.64ドルまで下落しましたが、買い戻されました。ナスダック総合株価指数は同436.10ポイント高の13473.58ポイントでした。ハイテク株が買い戻されました。

バイデン米大統領は２月24日、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて演説し、ロシアに対する追加の経済制裁を発表しました。ロシアの大手銀行に米国での取引を禁じる措置を拡大するほか、ハイテク製品の輸出規制を発動すると表明しました。しかしながら、「国際銀行間通信協会（SWIFT）」からロシアの銀行を排除する案に関しては、22日に発表した制裁第1弾に続き今回も見送ると明らかにしました。また、NATOのストルテンベルグ事務総長は、ウクライナに部隊は送らないと述べました。米国の追加の制裁内容や、NATOの対応が明らかになりました。また、今回のロシアのウクライナ侵攻を受け、ＦＲＢによる金融引き締めピッチが鈍るとの見方も強まりました。このため、本日のところは、当面の悪材料出尽くしで、売り方の買い戻しや、押し目買いが入る見通しです。日経平均の想定レンジは26300円±500円程度です。

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