2月28日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
相場観
2月25日の日経平均は前日比505.68円(1.95%)高の26476.50円と、大幅に5日ぶりに大幅反発しました。5日移動平均線(25日現在26585.97円)、25日移動平均線(同27103.45円)、75日移動平均線(同28221.45円)、200日移動平均線(同28488.67円)全て下回っています。2月26日の大阪証券取引所における日経平均先物3月物の夜間取引終値は前日比470円高の26970円、高値は終値、安値は25日17時37分の26300円でした。2月25日の東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は105.04と前日の95.18から上昇しました。新高値銘柄数は9、新安値銘柄数は38でした。また、2月25日現在のMACD(12日-26日)はマイナス355.00、シグナル(9日)はマイナス265.09でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス89.90でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は4日です。
一方、2月25日の東証マザーズ指数は前日比48.91p(7.50%)高の701.36pと、6日ぶりに大幅反発しました。5日移動平均線(25日現在686.53p)を上回りました。一方、25日移動平均線(同748.63p)、75日移動平均線(同931.94p)、200日移動平均線(同1055.82p)全て下回っています。2月25日の東証マザーズの騰落レシオ(25日移動平均)は85.76でした。新高値銘柄数は1、新安値銘柄数は19でした。また、2月25日現在のMACD(12日-26日)はマイナス45.54、シグナル(9日)はマイナス44.17でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス1.37でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は6日です。
25日のNYダウは続伸し、前日比834.92ドル(2.5%)高の34058.75と、上昇幅、上昇率とも今年最大でした。ナスダック総合株価指数も続伸し、同221.039ポイント(1.6%)高の13694.624ポイントでした。ロシアが隣国ベラルーシの首都ミンスクに代表団を送り、交渉に臨む用意があると25日に伝わったため、紛争の長期化が避けられるとの期待が高まり、株式が買い戻されました。
ウクライナのゼレンスキー大統領は2月27日、ロシア側交渉団との協議をベラルーシ国境で前提条件なしで行うと明らかにしました。これはポジティブ材料です。ですが、ロシアのプーチン大統領は27日、NATO首脳らによる声明と西側諸国の対ロ経済制裁を受け、核戦力を含む核抑止部隊を高度の警戒態勢に置くよう軍司令部に命じました。ちなみに、EUと米国などは26日、ロシアをSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除することなど、対ロ追加制裁を発表しています。また、ウクライナのクレバ外相は、プーチン大統領が核戦力の部隊を高度の警戒態勢に置いたことに関しては、交渉に圧力をかけようとしていると分析しています。ウクライナ情勢は依然として混沌としていますが、24日の25775.64円で当面の底入れを果たした可能性は高そうです。一方、25日移動平均線(25日現在27103.45円)は強力な抵抗として機能しそうです。本日の日経平均の想定レンジは26700円±500円程度です。
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