3月14日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
相場観
3月11日の日経平均は前日比527.62円(2.05%)安の25162.78円と、大幅反落しました。5日移動平均線(11日現在25116.61円)を上回っています。一方、25日移動平均線(同26558.75円)、75日移動平均線(同27723.32円)、200日移動平均線(同28354.36円)全て下回っています。3月12日の大阪証券取引所における日経平均先物6月物の夜間取引終値は前日比180円安の24910円、高値は11日20時27分の25520円、安値は12日05時48分の24900円でした。11日の東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は81.19と前日の91.82から低下しました。新高値銘柄数は12、新安値銘柄数は80でした。また、11日現在のMACD(12日-26日)はマイナス600.11、シグナル(9日)はマイナス457.68でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス142.44でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は7日です。
一方、11日の東証マザーズ指数は前日比26.43p(3.79%)安の670.08pと、大幅反落しました。5日移動平均線(11日現在681.98p)、25日移動平均線(同723.08p)、75日移動平均線(同874.91p)、200日移動平均線(同1036.28p)全て下回っています。11日の東証マザーズの騰落レシオ(25日移動平均)は74.68でした。新高値銘柄数は2、新安値銘柄数は32でした。また、11日現在のMACD(12日-26日)はマイナス28.44、シグナル(9日)はマイナス26.70でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス1.74と、マイナス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は6日です。
11日のNYダウは続落し、前日比229.88ドル安の32944.19ドルでした。ナスダック総合株価指数も続落し、同286.155ポイント安の12843.808ポイントでした。ロシアのプーチン大統領が、ベラルーシのルカシェンコ大統領との会談で、「ウクライナとの対話で前進があった」と述べたと伝わったことが、好感される場面がありました。しかしながら、3月の米消費者態度指数(ミシガン大学調べ)で、1年先のインフレ率は1981年以来の高さとなったことで、インフレ加速が個人消費を冷やしかねないとの懸念から売りが優勢になりました。
最終段階にあるイラン核合意の復活交渉が一時中断したことが11日に明らかになったため、11日のWTI期近の4月物は前日比3.31ドル(3.1%)高の1バレル109.33ドルと、3日ぶりに大幅反発しました。また、戦闘地域から離れていたウクライナ西部の都市が攻撃を受けたとも報じられ、ロシア軍の攻撃は拡大しているもようです。さらに、バイデン米大統領は11日、「最恵国待遇」からロシアを外す方針を示しており、実現すれば、欧米の対ロ制裁が一段と強まる見通しです。世界的な物価高騰、景況感悪化を懸念させる材料が目白押しです。上値は買えません。日経平均の想定レンジは25100円±500円程度です。ボラティリティは高止まりするでしょう。日中値幅500円程度は通常運転だと思っています。
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