3月24日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
相場観
3月23日の日経平均は前日比816.05円(3.00%)高の28040.16円と、大幅に7日続伸しました。5日移動平均線(23日現在26901.32円)、25日移動平均線(同26302.38円)、75日移動平均線(同27483.07円)を上回っています。一方、200日移動平均線(同28281.78円)は下回っています。3月24日の大阪証券取引所における日経平均先物6月物の夜間取引終値は前日比450円安の27410円、高値は23日16時32分の27780円、安値は24日05時00分の27350円でした。23日の東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は102.41と前日の91.99から上昇しました。新高値銘柄数は58、新安値銘柄数は2でした。また、23日現在のMACD(12日-26日)はマイナス13.94、シグナル(9日)はマイナス420.07でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はプラス406.12でした。これは3月16日にプラス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は6日です。
一方、23日の東証マザーズ指数は前日比26.76p(3.69%)高の752.72pと、大幅に反発しました。5日移動平均線(23日現在723.02p)、25日移動平均線(同708.72p)共に上回っています。一方、75日移動平均線(同835.65p)、200日移動平均線(同1021.47p)共に下回っています。23日の東証マザーズの騰落レシオ(25日移動平均)は101.74でした。新高値銘柄数は4、新安値銘柄数は1でした。また、23日現在のMACD(12日-26日)はマイナス10.74、シグナル(9日)はマイナス23.53でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はプラス12.79でした。これは3月17日にプラス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。
23日のNYダウは反落し、前日比448.96ドル安の34358.50ドルでした。ナスダック総合株価指数も反落し、同186.213ポイント安の13922.604ポイントでした。米原油先物相場上昇を受け、ガソリン価格の上昇が米消費を抑えるとの懸念が強まり、株式が売られました。
23日の米国株安を受け、本日の日経平均は8日ぶりに反落する見通しです。23日のNY原油先物相場は上昇、WTI期近の5月物は前日比5.66ドル(5.2%)高の1バレル114.93ドルでした。悪天候と設備の損傷でカザフスタンと黒海沿岸の港を結ぶパイプラインを経由するロシアやカザフスタンの原油輸出が停止したと伝わり、原油の供給不安が強まりました。また、米エネルギー情報局(EIA)が23日に発表した週間の米石油在庫統計では、原油在庫は横ばいとの予想に反して減少し、ガソリンなどの在庫も市場予想以上に減ったことで、ガソリン価格の上昇が米個人消費を冷やしかねないとの懸念が強まっているようです。日経平均に関しては、昨日まで7連騰し、短期的にテクニカル的に過熱しています。このため、本日は利食い売りが優勢な1日となりそうです。想定レンジは27600円±500円程度です。基本は上値は重いでしょうが、売り一巡後の下値も堅いでしょう。
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