3月31日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

相場観

3月30日の日経平均は前日比225.17円(0.80%)安の28027.25円と、反落しました。25日移動平均線(30日現在26498.08円)、75日移動平均線(同27488.17円)を上回っています。一方、5日移動平均線(同28096.75円)、200日移動平均線(同28261.10円)は下回っています。3月31日の大阪証券取引所における日経平均先物6月物の夜間取引終値は前日比210円安の27790円、高値は30日23時52分の28010円、安値は31日04時24分の27670円でした。30日の東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は105.29と前日の104.65から上昇しました。新高値銘柄数は24、新安値銘柄数は12でした。また、30日現在のMACD(12日-26日)は394.77、シグナル(9日)は54.63でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は340.13でした。これは3月16日にプラス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。

 

一方、30日の東証マザーズ指数は前日比30.60p(4.03%)高の790.24pと、大幅続伸しました。5日移動平均線(30日現在761.27p)、25日移動平均線(同718.21p)共に上回っています。一方、75日移動平均線(同817.23p)、200日移動平均線(同1012.06p)共に下回っています。30日の東証マザーズの騰落レシオ(25日移動平均)は117.88でした。新高値銘柄数は6、新安値銘柄数は2でした。また、30日現在のMACD(12日-26日)は5.47、シグナル(9日)はマイナス8.13でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は13.60でした。これは3月17日にプラス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は4日です。

 

30日のNYダウは5日ぶりに反落し、前日比65.38ドル安の35228.81ドルでした。ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落し、同177.361ポイント安の14442.275ポイントでした。29日に首都キエフなどでの軍事活動の縮小を表明した後も、ロシア軍が東部を中心に激しい攻撃を加えていることが嫌気されました。

 

30日の米国株が軟調だったこともあり、本日の日経平均は軟調に推移する見通しです。また、米原油在庫が市場予想以上に減り、需給逼迫が意識され、30日のWTI期近の5月物は前日比3.58ドル(3.4%)高の1バレル107.82ドルでした。このため、ガソリン高による消費圧迫が意識されて、30日の米国株式市場では消費関連株が売られました。日経平均の想定レンジは27800円±300円程度です。下値では売り方の買い戻しや、押し目買いが入るでしょう。一方、上値では利食い売りや、やれやれ売りが優勢な需給となりそうです。

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