４月26日　カブ知恵　モーニングミーティング議事録

相場観

４月25日の日経平均は前週末比514.48円（1.90％）安26590.78円と、大幅続落しました。５日移動平均線（25日現在27090.41円）、25日移動平均線（同27380.06円）、75日移動平均線（同27118.04円）、200日移動平均線（同28099.92円）全て下回っています。４月26日の大阪証券取引所における日経平均先物６月物の夜間取引終値は前日比270円高の26810円、高値は26日05時49分の26850円、安値は26日00時49分の26400円でした。25日の騰落レシオ（25日移動平均）は87.20でした。新高値銘柄数は13、新安値銘柄数は117でした。また、25日現在のＭＡＣＤ（12日－26日）はマイナス5.07、シグナル（9日）は20.27でした。ヒストグラム（＝MACD －シグナル）はマイナス25.35でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー（株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。）は５日です。

25日のＮＹダウは３日ぶりに反発し、前週末比238.06ドル高の34049.46ドルでした。ナスダック総合株価指数は４日ぶりに反発し、同165.559ポイント高の13004.852ポイントでした。

前日の米国株の反発は追い風です。25日の米10年物国債利回りは前週末比0.08％低い2.82％でした。新型コロナの感染拡大で中国の都市封鎖が上海市から他都市に広がることへの懸念から、同国の成長鈍化を通じて世界景気を下押しする可能性が意識され、米国債は買われました。この米長期金利の低下も好材料です。日経平均の想定レンジは26800円±300円程度です。当面の上値メドに関しては、３月25日の28338.81円から４月12日の26304.08円までの下げ幅2034.73円の半値戻しの27321.45円や、25日移動平均線（25日現在27380.206円）、が意識されそうです。なお、本日の関しては５日移動平均線（同27090.41円）が抵抗するでしょう。一方、当面の下値に関しては、3月16日と17日とで空けた窓（25824.94円～26152.89円）埋めが意識されそうです。

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