5月6日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

5月6日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

相場観

5月2日の日経平均は前週末比29.37円(0.11%)安の26818.53円と、小幅反落しました。5日移動平均線(2日現在26668.79円)を上回っています。一方、25日移動平均線(同27189.21円)、75日移動平均線(同27014.47円)、200日移動平均線(同28060.03円)全て下回っています。5月3日の大阪証券取引所における日経平均先物6月物の夜間取引終値は前日比70円高の26880円、高値は3日05時09分の26930円、安値は3日03時43分の26560円でした。2日の騰落レシオ(25日移動平均)は83.87でした。新高値銘柄数は71、新安値銘柄数は28でした。また、2日現在のMACD(12日-26日)はマイナス78.62、シグナル(9日)は19.62でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス59.01でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。

 

2日のNYダウは反発し、前週末比84.29ドル高の33061.50ドルでした。ダウは午後に527.34ドル安まで下落し、3月8日に付けた年初来安値32632.64ドルを下回る場面がありましたが、引けにかけて急速に下げ幅を縮め、上昇に転じて終えました。売り方による買い戻しや、値ごろ感からの押し目買いが入ったと観測されていました。なお、ナスダック総合株価指数も反発し、同201.377ポイント高の12536.017ポイントでした。

 

3日のNYダウは小幅に続伸し、前日比67.29ドル高の33128.79ドルでした。ナスダック総合株価指数も続伸し、前日比27.740ポイント高の12563.757ポイントでした。4日のFOMCの結果発表を控えて様子見ムードが強い中、景気敏感株中心に買い直されました。

 

4日のNYダウは3日続伸し、前日比932.27ドル高の34061.06ドルでした。上昇幅、上昇率とも今年最大でした。ナスダック総合株価指数も3日続伸し、同401.099ポイント高の12964.856ポイントでした。4日のFOMC後の記者会見でパウエルFRB議長が0.75%の大幅利上げに消極的な姿勢を示したことが好感されました。また、米10年債利回りは前日比0.07%低い2.90%を付けたことや、金融政策の影響を受けやすい2年債利回りも急低下したことが、特にハイテク株への買い材料となりました。

 

5日のNYは4日ぶりに反落し、前日比1063.09ドル安の32997.97ドルでした。下落幅は2020年6月以来ほぼ2年ぶりの大きさでした。ナスダック総合株価指数は4日ぶりに急反落し、前日比647.165ポイント安の12317.691ポイントと、4月29日に付けた年初来安値を更新しました。下落率は20年6月以来の大きさでした。通常の2倍にあたる0.5%の利上げは当面続くうえ、インフレが落ち着かない限り金融引き締めは続くとの見方が改めて嫌気されました。そして、長期金利が一時3.10%と18年11月以来の高水準を付けたことが、株式市場への悪材料となりました。4日とは全く逆の反応となりました。

 

市場では改めて、FRBの積極的な金融引き締めに対する警戒感が強まっています。このため、足元の米国株が乱高下しています。また、日本は明日から休日ですし、本日も積極的な売買は手控えられるでしょう。日経平均の想定レンジは26750円±300円程度です。

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