6月7日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
相場観
6月6日の日経平均は前週末比154.32円(0.56%)高の27915.89円と、続伸しました。5日移動平均線(6日現在27565.81円)、25日移動平均線(同26808.22円)、75日移動平均線(同26810.43円)、100日移動平均線(同27014.27円)を上回っています。一方、200日移動平均線(同27940.36円)は若干下回っています。6月7日の大阪証券取引所における日経平均先物6月物の夜間取引終値は前日比130円高の28040円、高値は6日23時34分の28120円、安値は7日01時30分の27900円でした。6日の騰落レシオ(25日移動平均)は107.85でした。新高値銘柄数は144、新安値銘柄数は8でした。また、6日現在のMACD(12日-26日)は229.42、シグナル(9日)は64.62でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は164.80でした。これは5月18日にプラス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。ちなみに、6月6日時点の当社の「天井確認10項目」のうち「6つ」(前日は7つ)が点灯している状況です。
6日のNYダウは小幅反発し、前週末比16.08ドル高の32915.78ドルでした。ナスダック総合株価指数も反発し、同48.64ポイント高の12061.37ポイントでした。中国での新型コロナウイルスに関する規制緩和を受けて経済正常化の期待が広がり、ダウは一時335.67ドル高まで上昇する場面がありました。しかしながら、長期金利上昇が嫌気され、高PERのハイテク株への売りが膨らみ、ダウは伸び悩みました。
6月6日の米国株の伸び悩み、米長期金利の上昇はネガティブです。一方、6日のNY外国為替市場でドル・円相場が、一時、1ドル=132円台と、2002年4月以来およそ20年2か月ぶりの円安・ドル高水準を付けたことは、我が国輸出企業にポジティブです。また、6日のWTI期近の7月物は前週末比0.37ドル安の1バレル118.50ドルで取引を終えたものの、高値水準で推移していることは、原油・資源関連にポジティブです。さらに、野村証券の集計では、2022年度の自社株取得枠合計は5月24日時点で4兆1507億円と、コロナ禍の影響で少なかった21年度の同期間より96%増え、現時点では過去最高ペースとのことです。こうなると、下値では、自社株買いや、売り方の買い戻しが入る見通しです。引き続き、上がり易く、下がり難い状況と考えます。日経平均の想定レンジは28000円±300円程度です。
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