8月4日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
8月3日の日経平均は前日比147.17円(0.53%)高の27741.90円と、反発しました。5日移動平均線(3日現在27789.42円)は下回っています。一方、25日移動平均線(同27050.50円)、75日移動平均線(同26920.30円)、100日移動平均線(同26924.75円)、200日移動平均線(同27562.01円)全て上回っています。4日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比300円高の28010円、高値は終値、安値は3日16時40分の27700円でした。3日の騰落レシオ(6日移動平均)は80.75%でした。新高値銘柄数は41、新安値銘柄数は20でした。また、3日現在のMACD(12日-26日)は304.30、シグナル(9日)は286.85でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は17.45でした。これは7月8日にプラス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は2日です。ちなみに、3日時点の当社の「天井確認10項目」のうち「2つ」(前日も2つ)が点灯している状況です。
3日のNYダウは3日ぶりに反発し、前日比416.33ドル高の32812.50ドルでした。ナスダック総合株価指数も3日ぶりに反発し、同319.401ポイント高の12668.159ポイントでした。3日にISMが発表した7月の非製造業景況感指数が56.7と4カ月ぶりに上昇し、市場予想の54.0を上回り、その一方で、「価格指数」が大幅に低下したことが好感されました。前日に急上昇した米長期金利が水準を切り下げたことが、ハイテク株の買い材料になりました。
3日の米国株の大幅反発は、本日の日本株にポジティブです。また、FRBの大幅利上げを織り込むべく、ドル買いが再燃し、1ドル=133円台後半で推移する円安も、特に、外需系銘柄へのポジティブ材料です。日経平均については、テクニカル的には、3日時点で5日移動平均線を下回ったままです。ですが、5日移動平均線自体は上向きに転じました。なお、5日移動平均線が上向きを続けるためには、本日終値が7月28日の27815.48円を上回る必要があります。本日は、外部環境改善を好感した買い一巡後は、上値では利食いが出てくるため、日経平均は28000円アラウンドで膠着するとみています。ただし、売り方の買い戻しや、押し目買いニーズも強いため、下値は堅いともみています。3日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.45(2.18%)安の20.15でした。本日の日経平均の想定レンジは3日終値27741.90円±400円程度です。
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