8月17日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
8月16日の日経平均は前日比2.87円(0.01%)安の28868.91円と、3日ぶりに小幅に反落しました。5日移動平均線(16日現在28421.39円)、25日移動平均線(同27676.03円)、75日移動平均線(同27052.93円)、100日移動平均線(同27134.71円)、200日移動平均線(同27544.40円)全て上回っています。17日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比120円高の28970円、高値は17日03時03分の29000円、安値は16日23時35分の28770円でした。16日の騰落レシオ(6日移動平均)は111.34%でした。新高値銘柄数は75、新安値銘柄数は5でした。また、16日現在のMACD(12日-26日)は428.84、シグナル(9日)は346.02でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は82.81でした。これは8月12日にプラス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は2日です。ちなみに、16日時点の当社の「天井確認10項目」のうち「4つ」(前日は5つ)が点灯している状況です。
16日のNYダウは5日続伸し、前日比239.57ドル高の34152.01ドルでした。一方、ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落し、同25.504ポイント安の13102.549ポイントでした。2022年5~7月期決算が市場予想を上回る増収増益となったウォルマートが44.54ドル、ホーム・デポが84.01ドルと、2銘柄でダウを128.55ドル押し上げました。一方、米長期金利が上昇し、ハイテク株は売られました。16日の米10年物国債利回りは前日比0.01%高い2.80%で取引を終えました。
本日の日経平均については、29000円トライ、堅調推移が見込まれます。テクニカル的には、16日時点で5日移動平均線を上回っており、5日移動平均線自体も上向きを続けています。なお、5日移動平均線が上向きを続けるためには、本日終値が8月9日の27999.96円を上回る必要があります。強いとはいえ、上値では利食いが出てくる見通しのため、日経平均は16日終値28868.91円アラウンドで膠着するとみています。ただし、売り方の買い戻しや、押し目買いニーズも強いため、下値は堅いともみています。16日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.79(4.14%)安の18.27でした。本日の日経平均の想定レンジは16日終値28868.91円±400円程度です。
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