8月24日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
8月23日の日経平均は前日比341.75円(1.19%)安の28452.75円と、大幅に4日続落しました。5日移動平均線(23日現在28452.75円)を下回っています。これは8月19日に下回りました。一方、25日移動平均線(同28127.35円)、75日移動平均線(同27194.08円)、100日移動平均線(同27183.46円)、200日移動平均線(同27544.53円)全て上回っています。24日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比60円高の28450円、高値は23日23時16分の28570円、安値は23日16時30分の始値28430円でした。23日の騰落レシオ(6日移動平均)は89.43%でした。新高値銘柄数は33、新安値銘柄数は9でした。また、23日現在のMACD(12日-26日)は432.36、シグナル(9日)は427.95でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は4.41でした。これは8月12日にプラス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は4日です。ちなみに、23日時点の当社の「天井確認10項目」のうち「2つ」(前日も2つ)が点灯している状況です。
23日のNYダウは3日続落し、前日比154.02ドル安の32909.59ドルでした。ナスダック総合株価指数は3日続落し、同0.272ポイント安の12381.301ポイントでした。8月の米購買担当者景気指数(PMI)が前月比2.7ポイント低下の45.0と、2カ月連続で好不況の分かれ目となる50を下回り、2年3カ月ぶりの低水準となったことが嫌気されました。また、米10年物国債利回りは前日比0.03%高い3.04%でした。一時は3.07%と約1カ月ぶりの高水準を付ける場面がありました。これも株式には悪材料でした。
本日の日経平均については、前日の米国株安・米長期金利上昇を嫌気して、上値の重い展開を想定しています。ですが、23日のNY円相場は6日ぶりに反発したとはいえ、前日比75銭円高・ドル安の1ドル=136円70~80銭の円安水準で取引を終えたことは、日経平均の下支え材料です。また、売り方の買い戻しや、押し目買いニーズも強いため、下値は下値で堅いとみています。テクニカル的には、19日から5日移動平均線を下回り、23日も下回ったままです。また、5日移動平均線自体は22日に下向きに転じました。なお、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が8月17日の29222.77円を上回る必要があります。ハードルは高いです。23日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.85(4.42%)高の20.06でした。本日の日経平均の想定レンジは23日終値28452.75円±400円程度です。
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