9月13日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
9月12日の日経平均は前週末比327.36円(1.16%)高の28542.11円と、3日続伸しました。5日移動平均線(同27975.79円)、25日移動平均線(同28284.38円)、75日移動平均線(同27477.30円)、100日移動平均線(同27279.75円)、200日移動平均線(同27444.85円)全て上回っています。9月13日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比100円高の28360円、高値は12日23時19分の28430円、安値は12日21時29分の28290円でした。12日の騰落レシオ(6日移動平均)は139.26%でした。新高値銘柄数は148、新安値銘柄数は2でした。また、12日現在のMACD(12日-26日)は21.36、シグナル(9日)は23.61でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス2.25でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は6日です。ちなみに、12日時点の当社の「天井確認10項目のうち「4つ」(前日は2つ)、「大底確認10項目」のうち「1つ」(前日も1つ)が点灯している状況です。
12日のNYダウは4日続伸し、前週末比229.63ドル高の32381.34ドルでした。ナスダック総合株価指数も4日続伸し、同154.104ポイント高の12266.411ポイントでした。新型「iPhone14」の需要が強いとの観測が出たアップルが買われ、ハイテク株の相場上昇を牽引しました。また、NY連銀が12日発表した8月の調査によると、ガソリン価格が急激に低下したことで、米消費者の1年先と3年先のインフレ期待が共に低下したことも買い材料視されました。さらに、東部などで反転攻勢を強めるウクライナ軍が12日、この24時間で20以上の集落をロシア側から解放したと発表したことを好感し、欧州株式市場が堅調に推移したことも追い風でした。
本日の東京株式市場については、12日の米株高がポジティブ材料です。ですが、日本時間21時30分に、8月の米CPIが発表されます。この数値を受け、米国金融市場がどう反応するかが不透明なため、後場は様子見ムードが強まりそうです。ちなみに、総合CPIは前月比0.1%低下が見込まれている一方で、変動の大きい食品とエネルギー価格を除いたコア指数は前年同月比で6.1%上昇と、7月の5.9%上昇に比べて伸び加速が予想されているようです。日経平均については、テクニカル的に、5日移動平均線自体は9月8日に上向きに転じました。5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が9月6日の27626.51円を下回る必要があります。下向きに転じる可能性は低いでしょう。さらに、昨日の上昇で25日移動平均線(12日現在28284.38円)を上回りました。チャートは大幅に良化しました。12日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前週末比0.34(1.74%)安の19.15でした。本日の日経平均の想定レンジは12日終値28542.11円±400円程度です。
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