9月21日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

9月20日の日経平均は前週末比120.77円(0.44%)高の27688.42円と、反発しました。5日移動平均線(20日現在27913.05円)、25日移動平均線(同28207.50円)を下回っています。一方、75日移動平均線(同27520.81円)、100日移動平均線(同27318.79円)、200日移動平均線(同27403.07円)は上回っています。9月21日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比220円安の27230円、高値は20日の始値27500円、安値は21日02時55分の27100円でした。20日の騰落レシオ(6日移動平均)は96.67%でした。新高値銘柄数は56、新安値銘柄数は27でした。また、20日現在のMACD(12日-26日)はマイナス50.16、シグナル(9日)はマイナス10.51でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス39.64でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は7日です。ちなみに、20日時点の当社の「大底確認10項目のうち「2つ」(前日も2つ)が点灯している状況です。

 

20日のNYダウは反落し、前日比313.45ドル安の30706.23ドルでした。ダウは一時、500ドルを超える大幅な値下がりとなりましたが、下げ幅を縮小させて取引を終えました。ナスダック総合株価指数も反落し、同109.97ポイント安の11425.05ポイントでした。米長期金利が一時、前日比0.11%高い3.60%と11年ぶりの水準に上昇したことが嫌気されました。また、FOMC後の定例記者会見で、パウエル議長が、かなりタカ派なコメントを発するのではないかとの懸念も強かったようです。

 

本日の東京株式市場については、20日の米株の下落がネガティブ材料です。日経平均については、テクニカル的に、5日移動平均線自体は9月15日に下向きに転じました。5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が9月13日の28614.63円を上回る必要があります。ハードルは高いです。20日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.23(1.09%)高の21.25でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは20日終値27688.42円±400円程度です。FF金利の現状の誘導目標は2.25~2.5%です。現時点のコンセンサスは、今回9月の会合で0.75%、11月の会合で0.5%、12月の会合で0.5%の利上げで、結果として、4.0%~4.25%となるという感じのようです。市場は、ここまでの利上げは織り込み済みだとみています。しかしながら、今後の経済データが引き続き高インフレを示し、ターミナルレートが5%台、6%台などが意識されてくるようだと、米国株式市場のボラティリティーは一段と高まる見通しです。これが当面の警戒材料です。一方、目先的には、9月のFOMC通過で、当面の悪材料出尽くしとなり、ショートカバーで、米国株のリバウンドの実現という展開を想定というか、期待しています。

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