10月13日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

10月12日の日経平均は前日比4.42円(0.02%)安の26396.83円と、小幅ながら3日続落しました。5日移動平均線(12日現在26869.20円)、25日移動平均線(同27224.86円)、75日移動平均線(同27455.82円)、100日移動平均線(同27340.95円)、200日移動平均線(同27288.28円)全て下回っています。13日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比20円安の26370円、高値は12日18時29分の26480円、安値は12日22時32分の26300円でした。12日の騰落レシオ(6日移動平均)は106.9%でした。新高値銘柄数は30、新安値銘柄数は87でした。また、12日現在のMACD(12日-26日)はマイナス321.36、シグナル(9日)はマイナス378.78でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は57.42でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は8日です。ちなみに、12日時点の当社の「天井確認10項目」のうち「2つ」(前日も2つ)が点灯している状況です。

 

12日のNYダウは反落し、前日比28.34ドル安の29210.85ドルでした。ナスダック総合株価指数は6日続落し、同9.093ポイント安の10417.099ポイントと、3日続けて年初来安値を更新しました。朝方発表の9月のPPIが前月比0.4%上昇と、伸び率が市場予想の0.2%上昇を上回ったことが嫌気されました。また、13日の9月のCPI発表を控えて様子見気分が強い1日でした。

 

本日の東京株式市場については、連日のナスダック安が嫌気される見通しです。ですが、ダウもナスダックも下落率は低いため、日本株を大きく押し下げることはなさそうです。日経平均については、テクニカル的に、5日移動平均線自体は10月12日に下向きに転じました。5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が10月5日の27120.53円を上回る必要があります。5日移動平均線は下向きを続ける可能性が高いでしょう。12日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.15(0.58%)高の26.12でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは12日終値26396.83円±400円程度です。米国では、決算発表シーズンの開幕を前に主力ハイテク企業の業績下振れ懸念を示すアナリストが増えているそうです。このため、米国のハイテク株の更なる下落リスクが高まっています。これは日本のハイテク株に悪影響を与える見通しです。よって、日経平均の上値も重いままでしょう。逆に今後、米国のハイテク株が買い戻されるようなら、日経平均はリバウンドに入れるともみています。このため、SOX指数の動向を注視したいと思っています。

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