10月25日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
10月24日の日経平均は前週末比84.32円(0.31%)高の26974.90円と、3日ぶりに反発しました。25日移動平均線(24日現在26883.18円)は上回っています。一方、5日移動平均線(同27057.19円)、75日移動平均線(同27502.74円)、100日移動平均線(同27351.60円)、200日移動平均線(同27220.79円)全て下回っています。25日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比180円高の27140円、高値は25日04時16分の27170円、安値は24日17時43分の26850円でした。24日の騰落レシオ(6日移動平均)は84.92%でした。新高値銘柄数は39、新安値銘柄数は31でした。また、24日現在のMACD(12日-26日)はマイナス121.95、シグナル(9日)はマイナス223.01でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は101.06でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。ちなみに、24日時点の当社の「天井確認10項目」のうち「2つ」(前日も2つ)が点灯している状況です。
24日のNYダウは続伸し、前週末比417.06ドル高の31499.62ドルでした。ナスダック総合株価指数も続伸し、同92.896ポイント高の10952.612ポイントでした。スナク元財務相が次期首相に就任する見通しとなり、英国の財政運営が安定するとの見方が強まり、欧州株式相場が軒並み上昇したことが買い材料視されました。
本日の東京株式市場については、米国株高が好感される見通しです。日経平均については、テクニカル的に、5日移動平均線自体は10月24日に上向きに転じました。5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が10月18日の27156.14円を下回る必要があります。24日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前週末比0.97(4.03%)高の25.03でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは24日終値26974.90円±400円程度です。テクニカル的には、200日移動平均線(24日現在27220.79円)、10月6日の27399.19円などが上値メドとして、意識されるでしょう。外部環境が好転したため、引き続き相場全体の下値は堅そうです。
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