10月26日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

10月25日の日経平均は前日比275.38円(1.02%)高の27250.28円と、大幅続伸しました。5日移動平均線(25日現在27076.03円)、25日移動平均線(同26858.16円)、200日移動平均線(同27211.70円)を上回っています。一方、75日移動平均線(同27513.77円)、100日移動平均線(同27351.30円)は下回っています。26日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比260円高の27520円、高値は26日04時25分の27550円、安値は25日18時46分の27160円でした。25日の騰落レシオ(6日移動平均)は122.90%でした。新高値銘柄数は40、新安値銘柄数は14でした。また、25日現在のMACD(12日-26日)はマイナス86.72、シグナル(9日)はマイナス196.94でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は110.22でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は4日です。ちなみに、25日時点の当社の「天井確認10項目」のうち「3つ」(前日は2つ)が点灯している状況です。

 

25日のNYダウは3日続伸し、前日比337.12ドル高の31836.74ドルでした。ナスダック総合株価指数も3日続伸し、同246.504ポイント高の11199.116ポイントでした。米10年物国債利回りは25日、一時4.05%と前日の4.24%から大きく低下しました。最終的には、前日比0.14%低い4.10%で取引を終えました。これが好感されました。カンファレンス・ボードが発表した10月の消費者信頼感指数は102.5と、市場予想の106.3を下回ったことや、8月のS&Pケース・シラー住宅価格指数も前月比で1.1%低下し、米景気悪化が示され、債券の買い材料になりました。

 

本日の東京株式市場については、米国株高が好感される見通しです。日経平均については、テクニカル的に、5日移動平均線自体は10月24日に上向きに転じました。5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が10月19日の27257.38円を下回る必要があります。おそらく、5日移動平均線は上向きを維持しそうです。25日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比1.16(4.63%)安の23.87でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは25日終値27250.28円±400円程度です。テクニカル的には、75日移動平均線(25日現在27513.77円)を終値で上回るか否かに注目しています。外部環境が好転しているため、引き続き相場全体の下値は堅そうです。

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