11月18日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

11月17日の日経平均は前日比97.73円(0.35%)安の27930.57円と、3日ぶりに反落しました。5日移動平均線(17日現在28035.22円)を下回りました。一方、25日移動平均線(同27415.61円)、75日移動平均線(同27638.17円)、100日移動平均線(同27445.77円)、200日移動平均線(同27156.24円)全て上回っています。11月18日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比10円安の27970円、高値は17日16時37分の28030円、安値は17日22時57分の27780円でした。11月17日の騰落レシオ(6日移動平均)は113.86%でした。新高値銘柄数は58、新安値銘柄数は8でした。また、MACD(12日-26日)は223.63、シグナル(9日)は171.36でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は52.27でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうち「1つ」(前日も1つ)、「大底確認10項目」のうち「1つ」(前日も1つ)が点灯している状況です。

 

17日のNYダウは続落し、前日比7.51ドル安の33546.32ドルでした。ナスダック総合株価指数も続落し、同38.701ポイント安の11144.958ポイントでした。セントルイス連銀のブラード総裁が講演で、政策金利の水準をより高くする必要があると指摘したことが嫌気されました。講演原稿では自身が支持する具体的な水準に言及していないものの、ブラード総裁はチャートを示しつつ、十分抑制的な政策金利について5-7%程度になる可能性があると説明したそうです。

 

本日の日経平均については、米国株安が嫌気される見通しです。テクニカル的に、5日移動平均線自体は11月11日に上向きに転じました。5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が11月11日の28263.57円を下回る必要があります。その可能性は高そうです。17日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.04(0.22%)高の18.53でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは17日終値27930.57円±400円程度です。17日のNYダウの下落率0.02%に対して、ナスダック総合指数は0.35%と大きかったので、本日の東京株式市場でも引き続きグロース株の上値が重そうです。

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