11月28日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

11月25日の日経平均は前日比100.06円(0.35%)安の28283.03円と、4日ぶりに反落しました。5日移動平均線(25日現在28125.28円)、25日移動平均線(同27659.97円)、75日移動平均線(同27659.00円)、100日移動平均線(同27518.15円)、200日移動平均線(同27189.21円)全て上回っています。11月26日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比30円高の28360円、高値は25日19時55分の28380円、安値は25日19時05分の28290円でした。11月25日の騰落レシオ(6日移動平均)は244.10%でした。新高値銘柄数は158、新安値銘柄数は0でした。また、MACD(12日-26日)は255.18、シグナル(9日)は224.31でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は30.88でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうち「4つ」(前日も4つ)が点灯している状況です。

 

25日のNYダウは3日続伸し、前営業日の23日比152.97ドル高の34347.03ドルでした。一方、ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落し、同58.962ポイント安の11226.356ポイントでした。利上げ減速期待を背景に景気敏感株や消費関連株は買われましたが、「iPhone」を製造する中国の工場ではボーナス支払いを巡る労使トラブルも起き、生産が大幅に遅れると伝わったアップルの他、アルファベット、アマゾン・ドット・コム、エヌビディア、アドバンスト・マイクロ・デバイスなどが売られました。

 

本日の日経平均については、25日のNYダウの上昇は好材料ですが、ナスダック安に加え、短期的なテクニカル上の過熱感から、上値は重そうです。一方、欧米中銀の利上げペースが鈍化するとの観測は根強く、世界的に株式市場の下値も堅いでしょう。テクニカル的に、5日移動平均線自体は11月22日に上向きに転じました。5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が11月18日の27899.77円を下回る必要があります。下向きに転じる可能性は低いとみています。25日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.02(0.11%)安の17.49でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは25日終値28283.03円±400円程度です。

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