12月28日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
12月27日の日経平均は前日比42.00円(0.16%)高の26447.87円と、小幅続伸しました。5日移動平均線(27日現在26396.92円)を上回りました。一方、25日移動平均線(同27565.44円)、75日移動平均線(同27409.95円)、100日移動平均線(同27620.48円)、200日移動平均線(同27245.99円)全て下回っています。12月28日の大阪証券取引所における日経平均先物3月物の夜間取引終値は前日比140円安の26220円、高値は27日17時18分の26400円、安値は28日00時02分の26150円でした。27日の騰落レシオ(6日移動平均)は87.17%でした。新高値銘柄数は66、新安値銘柄数は35でした。また、MACD(12日-26日)はマイナス369.49、シグナル(9日)はマイナス166.35でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス203.15でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は7日です。ちなみに、当社の「大底確認10項目」のうち「2つ」(前日も2つ)が点灯している状況です。
27日のNYダウは続伸し、前営業日の23日比べ37.63ドル高の33241.56ドルでした。一方、ナスダック総合株価指数は反落し、同144.637ポイント安の10353.226ポイントでした。中国政府がこれまでの厳格な出入国の規制を緩めると26日夜に公表したことは好材料でした。しかし、欧州国債利回りが上昇したのにつれ、米国債売りが優勢となったことがハイテク株の売り材料になりました。また、テスラ株について、中国・上海工場の減産が長期化するとの見方から11.41%下落したことも投資家心理を悪化させました。
日経平均については、5日移動平均線自体が12月16日に下向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が12月21日の26387.72円を上回る必要があります。12月27日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.23(1.19%)高の19.58でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは12月27日終値26447.87円±400円程度です。グロース株については、当面は、ナスダックの動向に加え、ANYCOLOR(5032)の株価動向が左右するとみています。同社株が底打ち(リバウンド)するようならグロース市場のムードは好転、下げ渋り(横ばい)なら中立要因、下落継続ならムードは悪化する見通しです。その影響は、直近IPOや、人気グロース株に顕著に出るとみています。ちなみに、15日に決算を発表した同社株の夜間取引終値は通常取引終値比820円(10.99%)安の6640円、27日終値は前日比460円高の6210円でした。なお、例年12月相場に関しては、個人投資家からの節税売りが断続的に出る見込みのため、チャートが崩れ(株価が25日移動平均線を下回って、且つ25日移動平均線が下向き等)、信用買い残が積み上がっている、6月~7月が高値で今後、信用高値絶対期日を迎える銘柄群は、少なくとも、年内受け渡し最終日の本日12月28日を通過するまでは、アンタッチャブルだと思います。
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