1月5日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

1月4日大発会の日経平均は大納会比377.64円(1.45%)安の25716.86円と、大幅反落しました。5日移動平均線(4日現在26138.68円)、25日移動平均線(同27217.48円)、75日移動平均線(同27303.19円)、100日移動平均線(同27548.49円)、200日移動平均線(同27265.12円)全て下回っています。1月5日の大阪証券取引所における日経平均先物3月物の夜間取引終値は前営業日比220円高の25830円、高値は5日01時57分の25900円、安値は4日16時30分の25620円でした。4日の騰落レシオ(6日移動平均)は98.18%でした。新高値銘柄数は32、新安値銘柄数は61でした。また、MACD(12日-26日)はマイナス476.21、シグナル(9日)はマイナス356.79でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス119.41でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は7日です。ちなみに、当社の「大底確認10項目」のうち「5つ」(前日は2つ)が点灯している状況です。

 

4日のNYダウは3日ぶりに反発し、前日比133.40ドル高の33269.77ドルでした。ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発し、同71.777ポイント高の10458.762ポイントでした。FRBがこの日公表した昨年12月のFOMC議事録では、23年中の利下げ開始を見込む参加者はいませんでした。しかしながら、金融引き締めが十分でないことで高インフレが想定以上に続くリスクと、行き過ぎた金融引き締めの累積効果が経済にもたらすリスクの2つのバランスを取る必要があると強調したことが、好感されました。

 

日経平均については、5日移動平均線自体が12月16日に下向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が12月27日の26447.87円を上回る必要があります。1月4日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.27(1.36%)高の20.19でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは1月4日終値25716.86円±400円程度です。

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