2月13日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

2月10日の日経平均は前日比86.63円(0.31%)高の27670.98円と、小幅ながら4日ぶりに反発しました。5日移動平均線(10日現在27648.18円)、25日移動平均線(同26979.24円)、75日移動平均線(同27286.71円)、100日移動平均線(同27194.27円)、200日移動平均線(同27246.08円)全て上回っています。2月11日の大阪証券取引所における日経平均先物3月物の夜間取引終値は前日比60円安の27590円、高値は10日18時22分の27690円、安値は10日17時06分の27430円でした。10日の騰落レシオ(6日移動平均)は111.22%でした。新高値銘柄数は82、新安値銘柄数は8でした。また、MACD(12日-26日)は242.69、シグナル(9日)は205.05でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は37.65でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は1日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうち「1つ」(前日も1つ)、「大底確認10項目」のうち「1つ」(前日も1つ)、が点灯している状況です。

 

10日のNYダウは3日ぶりに反発し、前日比169.39ドル高の33869.27ドルでした。一方、ナスダック総合株価指数は3日続落し、同71.46ポイント安の11718.12ポイントでした。米ミシガン大学が10日発表した消費者調査で1年後の予想インフレ率が4.2%と前月から0.3ポイント上昇したことで、米債券市場では米10年物国債利回りが一時3.75%と1月上旬以来の水準に上昇し、ハイテク株が売られました。

 

日経平均については、5日移動平均線自体が2日に上向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が2月6日の27693.65円を下回る必要があります。10日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.18(1.12%)高の16.22でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは10日終値27670.98円±400円程度です。10日のナスダック安を受け、本日の日本株は軟調に推移する見通しです。市場では、14日発表の米CPI次第で、米国株市場が乱高下する可能性が強く意識されているため、買い手控え気分が強い1日となりそうです。

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