2月20日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
2月17日の日経平均は前日比183.31円(0.66%)安の27513.13円と、反落しました。5日移動平均線(17日現在2754830円)を下回りました。一方、25日移動平均線(同27242.31円)、75日移動平均線(同27308.50円)、100日移動平均線(同27189.04円)、200日移動平均線(同27257.53円)全て上回っています。2月18日の大阪証券取引所における日経平均先物3月物の夜間取引終値は前日比50円高の27510円、高値は18日05時03分の27520円、安値は17日17時39分の27380円でした。17日の騰落レシオ(6日移動平均)は103.54%でした。新高値銘柄数は63、新安値銘柄数は19でした。また、MACD(12日-26日)は193.63、シグナル(9日)は223.12でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス29.49でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は2日です。ちなみに、当社の「大底確認10項目」のうち「1つ」(前日も1つ)、「天井確認10項目」のうち「1つ」(前日も1つ)が点灯している状況です。
17日のNYダウは反発し、前日比129.84ドル高の33826.69ドルでした。ナスダック総合株価指数は続落し、同68.562ポイント安の11787.272ポイントでした。米10年物国債利回りが、一時3.92%と昨年11月以来約3カ月ぶりの水準に上昇するなど、金利上昇がグロース株の売り材料になりました。一方、ディフェンシブ株は買われ、ダウを押し上げました。
日経平均については、5日移動平均線自体が17日に下向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が2月13日の27427.32円を上回る必要があります。17日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.69(4.69%)高の15.40でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは17日終値27513.13円±400円程度です。ゴールドマン・サックスとバンク・オブ・アメリカは17日までに、米国の政策金利見通しを引き上げ、FRBが3月、5月、6月のFOMCで0.25%ずつ利上げし、政策金利を5.25~5.5%にすると見込むと報じられています。これは日米のグロース株の上値圧迫材料です。なお、2月20日はプレジデント・デーで米国が休場のため、本日の東京株式市場は海外勢の動きが鈍く、方向感の乏しい1日になりそうです。
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