8月3日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
8月2日の日経平均は前日比398.62円(1.42%)安の27594.73円と、大幅に反落しました。5日移動平均線(2日現在27784.19円)を下回りました。一方、25日移動平均線(同27022.80円)、75日移動平均線(同26908.32円)、100日移動平均線(同26895.24円)、200日移動平均線(同27563.54円)全て上回っています。3日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比50円高の27720円、高値は3日01時53分の27920円、安値は2日19時18分の27580円でした。2日の騰落レシオ(6日移動平均)は93.44%でした。新高値銘柄数は49、新安値銘柄数は14でした。また、2日現在のMACD(12日-26日)は312.12、シグナル(9日)は269.39でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は42.73でした。これは7月8日にプラス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は2日です。ちなみに、2日時点の当社の「天井確認10項目」のうち「2つ」(前日は3つ)が点灯している状況です。
2日のNYダウは続落し、前日比402.23ドル安の32396.17ドルでした。ナスダック総合株価指数も続落、同20.218ポイント安の12348.758ポイントでした。ペロシ米下院議長が2日に台湾を訪問したことで、中国による対抗措置発動、米中間の緊張の高まりを懸念した売りが出ました。なお、中国国防省は2日夜、ペロシ米下院議長の台湾訪問を踏まえ、中国軍は厳戒態勢を敷き、「的を絞った軍事演習」を開始すると発表しました。このような状況下、3日にペロシ氏と蔡英文総統との会談が行われるそうです。
2日の米国株の続落は、本日の日本株にややネガティブです。その一方、FRBの大幅利上げを織り込むべく、ドル買いが再燃し、1ドル=133円を突破した円安は、ポジティブ材料です。ちなみに、デーリー・サンフランシスコ連銀総裁が「インフレは高過ぎる。」、「インフレに関するFRBの仕事はほとんど終わっていない。」と述べました。また、エバンス・シカゴ連銀総裁は「9月のFOMC会合で決定する利上げ幅について、「50bpが妥当な判断となり得るまでに十分な時間があると思われるが、75bpでも問題ないかもしれない。」と述べました。日経平均については、テクニカル的には、2日時点で5日移動平均線を下回りました。5日移動平均線自体は下向きに転じました。なお、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が7月27日の27715.75円を上回る必要があります。本日は、日経平均が昨日398.62円(1.42%)の大幅安となった反動で、リバウンド期待の買いが見込めますが、米株が軟調でもあり、上値では利食いが出てくるとみています。ですがその一方、売り方の買い戻しや、押し目買いニーズも強いため、下値は限定的ともみています。2日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比1.64(8.65%)高の20.60でした。本日の日経平均の想定レンジは2日終値27594.73円±400円程度です。
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