4月6日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

5日の日経平均は前日比474.16円(1.68%)安の27813.26円と4日ぶりに大幅反落しました。5日移動平均線(5日現在28022.65円)を下回りました。一方、25日移動平均線(同27741.57円)、75日移動平均線(同27221.73円)、100日移動平均線(同27405.80円)、200日移動平均線(同27366.68円)全て上回っています。6日の大阪証券取引所における日経平均先物6月物の夜間取引終値は前日比140円安の27680円、高値は5日16時36分の27840円、安値は6日00時02分の27560円でした。5日の騰落レシオ(6日移動平均)は124.19%でした。新高値銘柄数は31、新安値銘柄数は50でした。また、MACD(12日-26日)は121.84、シグナル(9日)は33.39でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は88.45でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は4日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうち「3つ」(前日は6つ)が点灯している状況です。

 

5日のNYダウは反発し、前日比80.34ドル高の33482.72ドルでした。ナスダック総合株価指数は3日続落し、同129.46ポイント安の11996.86ポイントでした。米3月ADP雇用統計は前月比14.5万人増と、伸びは2月26.1万人増から予想以上に鈍化しました。また、ISMが発表した3月の非製造業総合景況指数は51.2と、前月の55.1から低下し、市場予想の54.4を下回りました。労働市場の軟化、非製造業の景況感の悪化を受け、景気悪化懸念が強まり、株式の売り材料になりました。一方、ディフェンシブ株の上げがダウを押し上げました。

 

日経平均については、5日移動平均線自体が4月5日に下向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が3月30日の27782.93円を上回る必要があります。5日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比1.07(6.47%)高の17.62でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは5日終値27813.26円±400円程度です。

 

25日移動平均線が、3月28日以降、7日連続で上昇しています。本日、25移動平均線が下向き転換するには、終値で3月1日の27516.53円を下回ることが必要です。なお、5日の大幅安で、日経平均が5日移動平均線を下回り、且つ、5日移動平均線自体が下向きに転じたため、25日移動平均線自体が上昇を続ける可能性が大幅に低下したとみています。3月16日の26632.92円を起点にしたリバウンドは、4月4日の28287.42円で終了した可能性が高いとみています。現時点での押し目メドは26632.92円から28287.42円までの上げ幅の半値押しの27460.17円を想定しています。

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