５月17日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
16日の日経平均は前日比216.65円（0.73％）高の29842.99円と４日続伸しました。５日移動平均線（16日現在29421.31円）、25日移動平均線（同28693.41円）、75日移動平均線（同27972.28円）、100日移動平均線（同27583.86円）、200日移動平均線（同27647.57円）全て上回っています。17日の大阪証券取引所における日経平均先物６月物の夜間取引終値は前日比40円高の29880円、高値は17日00時59分の30000円、安値は16日18時22分の29830円でした。16日の騰落レシオ（６日移動平均）は122.85％でした。新高値銘柄数は334、新安値銘柄数は54でした。また、ＭＡＣＤ（12日－26日）は405.92、シグナル（9日）は334.72でした。ヒストグラム（＝MACD －シグナル）は71.19でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー（株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。）は３日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうちが６つ（前日は５つ）が点灯している状況です。
16日のＮＹダウは反落し、前日比336.46ドル安の33012.14ドルでした。ナスダック総合株価指数も反落し、同22.16ポイント安の12343.05ポイントでした。４月の小売売上高は前月比0.4％増と、市場予想の0.8％増を下回ったことが嫌気されました。
日経平均については、５日移動平均線自体が４月28日に上向きに転じました。本日以降、５日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が５月10日の29122.18円を下回る必要があります。16日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比1.15（7.15％）高の1724でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは16日終値29842.99円±400円程度です。
4月17日から５月16日まで、25日移動平均線が、19日連続で上昇しています。本日、25移動平均線が下向き転換するには、終値で4月7日の27518.31円を下回ることが必要です。ちなみに、４月28日の日経平均は、「日経平均が５日移動平均線を上回り、且つ、５日移動平均線自体が上向き」の状況に変化し、５月16日時点でも、これが維持されています。本日以降、日経平均が５日移動平均線を下回るようだと、「短期的な調整入り」のサインとなるかもしれないとみていますが、25日移動平均線が下向きに転じない限り、中期的な強気相場は続くと考えています。
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