5月18日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

17日の日経平均は前日比250.60円(0.84%)高の30093.59円と5日続伸しました。5日移動平均線(17日現在29615.59円)、25日移動平均線(同28796.42円)、75日移動平均線(同28008.26円)、100日移動平均線(同27609.52円)、200日移動平均線(同27659.03円)全て上回っています。18日の大阪証券取引所における日経平均先物6月物の夜間取引終値は前日比460円高の30520円、高値は18日02時22分の30540円、安値は17日16時30分の30040円でした。17日の騰落レシオ(6日移動平均)は93.32%でした。新高値銘柄数は273、新安値銘柄数は49でした。また、MACD(12日-26日)は448.26、シグナル(9日)は352.92でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は95.34でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は3日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうちが5つ(前日は6つ)が点灯している状況です。

 

17日のNYダウは反発し、前日比408.63ドルの33420.77ドルでした。ナスダック総合株価指数も反発し、同157.51ポイント高の12500.57ポイントでした。バイデン米大統領は17日、債務上限問題について「合意に至る確信があり、米国はデフォルトを引き起こさない」と述べました。また、共和党のマッカーシー下院議長も「合意できる」との認識を示しました。これが好感されました。

 

日経平均については、5日移動平均線自体が4月28日に上向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が5月11日の29126.72円を下回る必要があります。17日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.54(3.13%)高の17.78でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは17日終値30093.59円±400円程度です。

 

4月17日から5月17日まで、25日移動平均線が、20日連続で上昇しています。本日、25移動平均線が下向き転換するには、終値で4月10日の27633.66円を下回ることが必要です。ちなみに、4月28日の日経平均は、「日経平均が5日移動平均線を上回り、且つ、5日移動平均線自体が上向き」の状況に変化し、5月17日時点でも、これが維持されています。本日以降、日経平均が5日移動平均線を下回るようだと、「短期的な調整入り」のサインとなるかもしれないとみていますが、25日移動平均線が下向きに転じない限り、中期的な強気相場は続くと考えています。

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