5月24日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
23日の日経平均は前日比129.05円(0.42%)安の30957.77円と9日ぶりに反落しました。5日移動平均線(23日現在30704.09円)、25日移動平均線(同29261.63円)、75日移動平均線(同28193.88円)、100日移動平均線(同27776.78円)、200日移動平均線(同27721.24円)全て上回っています。24日の大阪証券取引所における日経平均先物6月物の夜間取引終値は前日比180円安の30670円、高値は24日00時58分の30910円、安値は23日20時59分の30550円でした。23日の騰落レシオ(6日移動平均)は93.31%でした。新高値銘柄数は267、新安値銘柄数は40でした。また、MACD(12日-26日)は680.29、シグナル(9日)は479.86でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は200.43でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は4日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうちが5つ(前日は7つ)が点灯している状況です。
23日のNYダウは3日続落し、前日231.07ドル安の33055.51ドルでした。ナスダック総合株価指数は反落し、同160.53ポイント安の12560.25ポイントでした。米連邦政府の債務上限問題を巡る政府と野党・共和党の協議に特段の進展がみられていないことが、嫌気されました。
日経平均については、5日移動平均線自体が4月28日に上向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が5月17日の30093.59円を下回る必要があります。23日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.73(3.85%)高の19.71でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは23日終値30957.77円±400円程度です。
4月17日から5月23日まで、25日移動平均線が、24日連続で上昇しています。本日、25移動平均線が下向き転換するには、終値で4月14日の28493.47円を下回ることが必要です。ちなみに、4月28日の日経平均は、「日経平均が5日移動平均線を上回り、且つ、5日移動平均線自体が上向き」の状況に変化し、5月23日時点でも、これが維持されています。本日以降、日経平均が5日移動平均線を下回るようだと、「短期的な調整入り」のサインとなるかもしれないとみていますが、25日移動平均線が下向きに転じない限り、中期的な強気相場は続くと考えています。
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